2015年09月26日

[Book] 8月の読書メーターまとめ

9月も終わろうというのに今更ですが8月の読書メーターまとめ。

「技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか」は、製造業に限らず海外でビジネスするなら一読の価値あり。欧米企業(だけじゃなく産学官連携だったりもする)がどんな戦略に基いて動いているかを意識するか否かは大きな違い。ただ、日本が同じことをして勝てるとは限らないので、別の戦略が必要かもしれない。

ほかも仕事関係ばっか。しかも悩める管理職が読みそうな本ばっか。

2015年8月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1393ページ
ナイス数:12ナイス

もし部下がうつになったら (ディスカヴァー携書)もし部下がうつになったら (ディスカヴァー携書)感想
「がんばれ」は禁句、くらいは聞くけど、異変の察知から休職、復職まで、上司や同僚がどう対応すべきかはなかなか難しい問題。
読了日:8月31日 著者:松崎一葉
若者の取扱説明書 (PHP新書)若者の取扱説明書 (PHP新書)感想
おとなしくて真面目なゆとり世代はその性質を理解して適切に接すればちゃんと力を発揮してくれる、という解説書。読んでて、自分もゆとり世代に近い気がしてきた…。
読了日:8月30日 著者:齊藤孝
「ゆとり世代」が職場に来たら読む本「ゆとり世代」が職場に来たら読む本感想
「ゆとり世代」の人がこれを読んで、「ああ確かに自分もこういう風に考える/言う/する」と思うのかどうか知りたい。「結果にこだわれ」「他人に評価されてなんぼ」「自責で考えろ」をうまく伝える必要がある、ってことね。
読了日:8月29日 著者:柘植智幸
技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか―画期的な新製品が惨敗する理由技術力で勝る日本が、なぜ事業で負けるのか―画期的な新製品が惨敗する理由感想
成長ではなく発展を目指した事業戦略の下に、技術戦略だけではなく知財戦略を持って欧米企業と対抗していかないと、日本(の製造業)は置いてきぼりになる説。コア技術のブラックボックス化は良いとして、周辺のオープン化・標準化、新興国との斜めの協業体制作りは日本企業が苦手な施策のような気がする。既存のルールを破壊する米国、仲間を集めてルールを変える欧州と比べると、日本が得意なのは誰かが決めたルールの枠内でプレーを磨き上げていくことなんじゃないかと。
読了日:8月28日 著者:妹尾堅一郎
トヨタの社員は机で仕事をしない (PHP新書 526)トヨタの社員は机で仕事をしない (PHP新書 526)感想
ムダを探すなら、まずムラを探すと良い。
読了日:8月11日 著者:若松義人
図面の描き方がやさしくわかる本図面の描き方がやさしくわかる本
読了日:8月11日 著者:西村仁

読書メーター



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2015年08月12日

[Book] 7月の読書メーターまとめ

海外出張中に読みました。

やっぱマネジメントで難しいのは人ですよね、人。

2015年7月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:310ページ
ナイス数:11ナイス

デッドラインデッドライン感想
プロジェクト管理の心得が小説仕立てで書かれている。プレッシャーや残業が生産性に与える影響(がないこと)など、内容は示唆に富むが、あくまでこの物語の中でのデータに基づく分析結果に過ぎない点には注意。工程全体での無駄を減らすためには上位設計にこそ時間をかけるべき、という考え方は納得。そして何より、人をどう管理するかが何より重要かつ難しいことを再認識。
読了日:7月4日 著者:トムデマルコ

読書メーター



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2015年07月20日

[Book] 6月の読書メーターまとめ

久しぶりに数冊まとめ読み。一瞬、問題解決ブーム到来したので、そのへんで数冊。

あとオブ脳。JavaもEJBも使う予定ないけど、教養?として。

2015年6月の読書メーター
読んだ本の数:8冊
読んだページ数:1484ページ
ナイス数:9ナイス

オブジェクト脳のつくり方―Java・UML・EJBをマスターするための究極の基礎講座オブジェクト脳のつくり方―Java・UML・EJBをマスターするための究極の基礎講座感想
前半読んだ。オブ脳が芽生えたかどうかはまだ実感ない。
読了日:6月25日 著者:牛尾剛,長瀬嘉秀
MATLAB/Simulinkによるわかりやすい制御工学MATLAB/Simulinkによるわかりやすい制御工学感想
ラプラス変換て何やねん!と引っかからない人にはわかりやすい構成の古典制御の本。MATLABを使った演習もあって親切です。
読了日:6月20日 著者:川田昌克,西岡勝博
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく感想
わかっちゃいるけどできてないことが書かれてる、ってのが大人視点の感想。子供に読ませたい。
読了日:6月19日 著者:渡辺健介
究極の会議究極の会議感想
会議は(良い)議事録を残すための活動、という「議事録ドリブン」思想と手法の説明書。ゴールを設定し、ToDoを割り振り、次の会議のアポとアジェンダまでを決めて、会議で仕事を回して行く。巻末の近藤淳也氏との対談の中で「でも結局は(筆者の言う会議方法を)経験した人が参加者にいないとうまくいかないだろう」というような発言があって、そりゃないぜセニョリータ。
読了日:6月17日 著者:鈴木健
部下を定時に帰す仕事術 ~「最短距離」で「成果」を出すリーダーの知恵~部下を定時に帰す仕事術 ~「最短距離」で「成果」を出すリーダーの知恵~感想
読み返すと新たな発見あり。前に読んだはずの内容を実践できてない裏返しか。
読了日:6月14日 著者:佐々木常夫
たった2つの質問だけ! いちばんシンプルな問題解決の方法―「タテの質問」で掘り下げ、「ヨコの質問」で全体像をあぶり出すたった2つの質問だけ! いちばんシンプルな問題解決の方法―「タテの質問」で掘り下げ、「ヨコの質問」で全体像をあぶり出す感想
タテの質問で掘り下げ、ヨコの質問で網羅性を確認する、という思考の繰り返しで問題の原因を洗い出そうという手法。トヨタの『なぜ5回』の2次元への拡張と思えばわかりやすい。一つ上に戻ってヨコ展開、手に負えない原因はそれ以上掘り下げない、緊急度や重要度ではなく効果度と実現可能性で着手順を決める、などをメモメモ。
読了日:6月14日 著者:諏訪良武
問題解決を「見える化」する本問題解決を「見える化」する本感想
TCO理論に基づく問題解決の考え方。後でまた読む。
読了日:6月8日 著者:村上悟
上手な問題解決の方法が面白いほどわかる本―知りたいことがすぐわかる!個人と組織の現場力を高めるポイント35上手な問題解決の方法が面白いほどわかる本―知りたいことがすぐわかる!個人と組織の現場力を高めるポイント35
読了日:6月8日 著者:萩原正英

読書メーター



Posted by hide at 2015年07月20日 23:32 | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年02月08日

[Book] 1月の読書メーターまとめ

実家に帰るとたまに読むアランジアロンゾの本。親しみやすいタッチのキャラが繰り広げるコミカルでシニカルなあんな話やこんな話は読者の人間性を照らし出す鏡のよう。これ読んでじーんときたりほろりときたりするアナタはたぶんここに出てくるキャラみたいにダメなとこあるけどどこか憎めない奴に違いない。

2015年1月の読書メーター
読んだ本の数:2冊
読んだページ数:94ページ
ナイス数:12ナイス

パンダまんが (アランジブックス)パンダまんが (アランジブックス)感想
K.P.D.イカス。
読了日:1月5日 著者:アランジアロンゾ
わるい本 (アランジブックス)わるい本 (アランジブックス)
読了日:1月5日 著者:アランジアロンゾ

読書メーター



Posted by hide at 2015年02月08日 00:53 | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年01月16日

[Book] 2014年の読書メーターまとめ

9月以降は読書習慣を休止中なのですが、年間通して合計68冊でした。

グラフを見ると、偶数月は頑張って10冊以上読み、奇数月はその反動で10冊を下回り、またその次の偶数月に10冊超え…という繰り返しになってたことがわかります。

2014_dokusho_meter_matome_chart.gif

以下、68冊の感想がだらだらっとまとめられてますが、全体的にSFと技術・工学系の本が多かったのは偶然ではなく敢えてそう意識して選んでたもの。子供の頃からアニメ作品に関してはロボット物やSFは好きだったけど、本に関して言えばミステリや時代物をよく読んでてSFはあまり読んでなかったわ、と思ったのがきっかけ。アシモフのロボットシリーズ読んだのも数年前だし。

で、今年の目標は特になし。気が向いたり必要に迫られたら読むことにします。

2014年の読書メーター
読んだ本の数:68冊
読んだページ数:15181ページ
ナイス数:285ナイス

人と機械の共生のデザイン-「人間中心の自動化」を探る人と機械の共生のデザイン-「人間中心の自動化」を探る感想
人の状況認識レベル、情報処理プロセス、機械の自動化レベルなどの考え方が整理されており、人が操作する機械の自動化システムや操作支援システムを設計する際に留意すべき内容満載の良書。離陸以外の操作がほぼ自動化されている航空機のシステムや事故事例が題材として数多く紹介されているのは貴重。
読了日:10月28日 著者:稲垣敏之
[図解]鉄道の技術 (PHPサイエンス・ワールド新書)[図解]鉄道の技術 (PHPサイエンス・ワールド新書)感想
車両の駆動方式、足回り、パンタ、レールから運行管理や列車制御、トンネルや橋梁の土木建設技術に至るまで、日本の鉄道に関する幅広い技術のエッセンスがギュッと詰まった濃い新書。新幹線の開業以来の安全性は、インフラ設計方針から車両制御システム、運行ルール、保守など数多くの施策の組み合わせで保たれていることがわかる。
読了日:8月31日 著者:秋山芳弘
Excel対応 90分でわかる! 日本で一番やさしい「データ分析」超入門Excel対応 90分でわかる! 日本で一番やさしい「データ分析」超入門感想
ビジネスで使えるデータ分析手法として、相関係数、回帰分析、数量化理論、コンジョイント分析を、ありがちな事例とExcelの使い方を併せて説明している。データサイエンティストじゃない普通のビジネスパーソン向けのデータ分析入門書としてはわかりやすくて便利そう。直交表の説明がもう少し欲しいところ。
読了日:8月31日 著者:内田学,兼子良久
不便から生まれるデザイン: 工学に活かす常識を超えた発想 (DOJIN選書)不便から生まれるデザイン: 工学に活かす常識を超えた発想 (DOJIN選書)感想
便/不便(労力や時間を要するか否か)と益/害は独立事象であり、便利で有益なモノや不便で有害なモノだけでなく、不便ではあるが(ゆえに)有益なモノ/コトもある。単なるノスタルジーでもトレードオフでもない「不便益」の正体を様々な具体例を通して探りつつ、新たな不便益デザインを目指す。最後まで何かモヤモヤしながら読んで、今もモヤモヤしてる。
読了日:8月26日 著者:川上浩司
一生食いっぱぐれないための エンジニアの仕事術 (光文社新書)一生食いっぱぐれないための エンジニアの仕事術 (光文社新書)感想
会社で技術者として働くとはどういうことか、を組織・人間関係から特許まで網羅した学生・新卒向け入門書。著者は団塊世代で元は日立製作所の研究所出身とのこと、つまり一昔前の大企業のエンジニアはこうだったよ、という話が多いので、想定読者である若い人は全部を真に受けない方がいい。ストークスモデルの説明は印象に残った。
読了日:8月25日 著者:椎木一夫
ポケットに名言を (角川文庫)ポケットに名言を (角川文庫)感想
寺山修司がノートに書き溜めた古今東西の書物や映画の台詞からの「ことば」、そして寺山自身の脚本からの「ことば」が数多く集められている。「言葉を友人に持ちたい」著者が選んだ「名言」は、だが同時に「シャツのように軽く着こなして、脱ぎ捨てていくもの」でもある。どんなシャツか、よりも、それをいつどこでどのように着こなすか、が個性というものであろう。
読了日:8月18日 著者:寺山修司
一勝九敗 (新潮文庫)一勝九敗 (新潮文庫)感想
ただ情報収集して分析して結果何もしないのでは意味がない。致命的な失敗は不可だが、実行して失敗して修正して…を繰り返して次に繋げていくべし。成功体験は保守化の元。異業種の血を入れつつ若く柔軟な組織で、常にスピードを保ち、変化し続けなければ、会社は衰退する。全ての人が“自営業者”としてその会社にコミットする、という組織を目指すべき。実行に移すのもスピード、失敗と判断したら撤退するのもスピード、そこからのリカバリもスピード。確かにピラミッド登った人には難しいかもね。
読了日:8月18日 著者:柳井正
初ものがたり (新潮文庫)初ものがたり (新潮文庫)感想
岡っ引き茂七親分が下っ引きの糸吉や権三と共に難事件に挑む江戸捕物帳。正体不明の稲荷寿司屋台の親父が繰り出す季節の旨い物と謎解きのヒントがもう一本の柱。続きも読みたくなるが…。
読了日:8月18日 著者:宮部みゆき
お金がふえるシンプルな考え方―マネーのルール24お金がふえるシンプルな考え方―マネーのルール24感想
「内容が理解できない投資商品は買うな」「リスクとコスト(手数料とか)を意識しよう」「うまい話や必勝法はない」など基本的な心構えを説いた後、終盤では「それはそれとして株式投資は面白い」と初心者向け株式投資入門の教えも。金融機関での経験を元に、個人が資産運用の際に陥りがちな勘違いや罠について指摘する良書。
読了日:8月17日 著者:山崎元
長崎の鐘 (アルバ文庫)長崎の鐘 (アルバ文庫)感想
長崎大学で被爆した著者が、生き残った医師、看護師、学生と救護班を結成して、自身も一時危篤状態に陥りながらも傷病者の診療を続けた記録に加え、放射線医師としての原子爆弾の原理と爆発時の現象やその後の原子病と土地への影響に関する考察、カトリック信者としての戦争や原爆に対する想いが綴られている。原爆投下直後の被災状況と被爆の影響を知る資料的な価値だけでなく、現代において戦争や核兵器とどう向き合うかを考えるにあたっても必読の一冊。長崎人としては中高生の頃に読んでおくべきだったと反省。
読了日:8月17日 著者:永井隆
島原大変 (文春文庫)島原大変 (文春文庫)感想
寛政の雲仙大噴火とそれに伴う津波による島原城下の人々の被災に際し、長崎で学んだ若い医者が他人や医術に対する見方を変え自らの生き方を見直す表題作に加え、豊後の殿様の山登りのための「人馬」に纏わる話、同じく豊後大友宗麟の嫡男義統の生涯を両親との関係とキリスト教への傾倒を通して描く一編、村上水軍の子孫で今は豊後の山奥に藩を構える大名が推し進める「城を作る夢」に巻き込まれた庄屋がいつしか自分の夢として実現に邁進する「海賊たちの城」の四編。いずれも登場人物の描き方が秀逸でぐいぐい引き込まれる。
読了日:8月12日 著者:白石一郎
黒田如水 (1959年) (新潮文庫)黒田如水 (1959年) (新潮文庫)感想
齢30にして小寺の家老を務める官兵衛が家内の毛利派を制して織田側参加の意を伝えるため秀吉に面会するところから始まり、半兵衛重治との交友、主君小寺政職の裏切りと荒木村重による幽閉、救助された後の戦陣復帰と三木城攻略の頃までを描く。時に官兵衛36歳。
読了日:8月12日 著者:吉川英治
眠れぬ夜のための哲学眠れぬ夜のための哲学感想
感情や日常、抽象概念などを一つ一つ取り上げ、時に古今の哲学者の思考を引用しつつ、やさしく前向きに論説が展開される哲学エッセイ。何かに悩んで眠れない夜に、気になる項目をそっと読み返すと良いかも。
読了日:7月13日 著者:小川仁志小川仁志
終末のフール (集英社文庫)終末のフール (集英社文庫)感想
8年後に小惑星が地球に衝突する、とわかってから5年後の、仙台のとあるマンションの住人達を主人公にした連作。自分ではどうにもならない期限付きの死を宣告された時に、人はいかに生きるのか。別々の物語が少しずつ絡み合って大きな物語になっていく構成は伊坂らしい。醜くてもみっともなくても死に物狂いで生きる、という多くの主人公たちの決意とは一線を画す「天体のヨール」のラストシーンが悲しい。
読了日:7月12日 著者:伊坂幸太郎
会計天国 (PHP文庫)会計天国 (PHP文庫)感想
設定が強引なのは良いとして、主人公が財務諸表の読み方や会計ルールについて説明する部分はやや単調に感じた。
読了日:7月8日 著者:青木寿幸,竹内謙礼
「楽する発想」―8倍仕事ができる整理をしない仕事術「楽する発想」―8倍仕事ができる整理をしない仕事術感想
生活にかかる固定費を考えると睡眠時間にもコストがかかってる、という発想は面白い。
読了日:7月7日 著者:鳥井シンゴ
子どもの学力は「読解力」で決まる!  小学生のうちに親がゼッタイしておきたいこと子どもの学力は「読解力」で決まる! 小学生のうちに親がゼッタイしておきたいこと感想
読解力=客観的要約力+主観的コメント力。名作・名文を読むことで日本語の表現方法や文に込められた意味など深い読解力を得ることができる。親子で同じマテリアルを読み、解釈、考えを議論する。掲載されている実際の小学生の読書感想文が素晴らしい。
読了日:7月5日 著者:齋藤孝
未曾有と想定外─東日本大震災に学ぶ (講談社現代新書)未曾有と想定外─東日本大震災に学ぶ (講談社現代新書)感想
津波は未曾有ではなかったし、原発事故は想定できた。過去の類似災害の記憶の風化、人の力で自然に対抗できるという過信、規制やマニュアルに依存した思考停止が今回の被害を生んだ、と指摘。自然を完璧に制御するのは不可能。今後の災害予防には、自然の力をいなし、うまく折り合う発想が必要。
読了日:7月4日 著者:畑村洋太郎
ものづくり技術アドバンスト ベーシック タグチメソッドものづくり技術アドバンスト ベーシック タグチメソッド感想
タグチメソッド入門用に読んだ。テクニックではなく考え方が書かれている。科学と技術は考え方が異なる。生産では原因指向、開発では目的指向であるべき。機能を測定する。まずロバスト性を検証し対象技術のスジを見極める。試作〜不具合潰しは魔のスパイラル。また読む。
読了日:7月2日 著者:長谷部光雄
子どもの心のコーチング―一人で考え、一人でできる子の育て方 (PHP文庫)子どもの心のコーチング―一人で考え、一人でできる子の育て方 (PHP文庫)感想
禁止語・命令語を使わない、「ほめ」「叱り」「金・物」で子供を動かそうとしない、共感を呼び起こす、「ダメ」を繰り返しても届かない…など、読むたびに思いを新たにするけど、なかなか難しい。でもまあ日頃の心がけが変わってきてる実感はある。また読み返す。
読了日:6月29日 著者:菅原裕子
平面いぬ。 (集英社文庫)平面いぬ。 (集英社文庫)感想
怪談風の「石の目」、少年視点の「はじめ」、おとぎ話風の「BLUE」、ホームドラマ?「平面いぬ。」の4編。舞台や設定はまるで違うけど、大切な存在が去っていく喪失感と同時に気づく愛情、というテーマが共通してて、どれもラストシーンでほろりとさせられる。
読了日:6月25日 著者:乙一
複葉の馭者 バーンストーマー (ソノラマノベルス)複葉の馭者 バーンストーマー (ソノラマノベルス)感想
メカに関する描写が薀蓄含めて詳しい笹本流の文体は読みにくく感じる人もいるかも、という印象。登場人物はどれも魅力的で話も面白いんだけど、シリーズ化するには少々地味で惜しい。
読了日:6月22日 著者:笹本祐一
火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)火星年代記 (ハヤカワ文庫SF)感想
2030年、ロケットで火星に到達した地球人と火星人との接触に始まり、その後の地球人の火星への移住、そこから四半世紀の間の地球と火星それぞれに起こった変化を描く叙事詩的な物語。SFというよりファンタジーな雰囲気が濃い。ラストシーンの「火星人たち」が切なくて印象に残る。
読了日:6月17日 著者:レイブラッドベリ
地球光 (ハヤカワ文庫 SF 308)地球光 (ハヤカワ文庫 SF 308)感想
人類が月、そして太陽系の惑星に進出した未来に起こった地球と惑星連合との対立を背景に、月の天文台に潜入した諜報部員を主人公としたスパイ物。なのだが、月面の要塞と惑星連合の宇宙艦隊との戦闘シーン描写が妙にリアルで美しい。
読了日:6月9日 著者:アーサーC.クラーク
ガリバー旅行記 (講談社文芸文庫)ガリバー旅行記 (講談社文芸文庫)感想
小人の国、巨人の国、飛島(ラピュタ)、馬の国、の4編からなる。小人編と巨人編で人間社会をマクロにミクロに相対化してみせ、ラピュタでは精神と肉体について常軌を超えた先を示し、最後の馬の国では人間の悪性を集約したヤーフと高貴なる善性を象徴化した馬との対比により遂にガリバーを人間嫌悪に至らしめる。スイフトのヨーロッパ社会そして人間なるものへの痛烈な皮肉の書。物語としては少々退屈な部分があるのが残念。
読了日:6月8日 著者:原民喜,ジョナサンスウィフト,JonathanSwift
安倍晋三プレゼンテーション 進化・成功の極意安倍晋三プレゼンテーション 進化・成功の極意感想
第1次安倍内閣の時と今とでは安倍晋三のプレゼンのスタイルが変わり、より聴衆に訴えかけるものに進化していることを、話し方やジェスチャーや視点などのパラメータで数値化して分析しているのが面白い。
読了日:6月7日 著者:佐藤綾子
マンガでわかる!幼稚園児でもできた!!タスク管理超入門 (impress QuickBooks)マンガでわかる!幼稚園児でもできた!!タスク管理超入門 (impress QuickBooks)感想
GTDベースのタスク管理手法を仕事だけでなく家事や生活に適用する話がマンガで平易に書かれてて楽しく読める。小学生にやらせてみようかと。
読了日:6月3日 著者:岡野純
銀河鉄道の夜 他十四篇 (岩波文庫 緑76-3)銀河鉄道の夜 他十四篇 (岩波文庫 緑76-3)感想
家庭環境や友人関係に悩む少年の日常に起こった一つの事件が少年を幻想的な銀河鉄道の旅に誘う。行き交う旅人達との関わりの中で少年は幸せとは何なのかを考える。
読了日:6月2日 著者:宮沢賢治
癒しの診察室 (徳間文庫)癒しの診察室 (徳間文庫)感想
本作に加筆・修正されて改題された「奇想病院」を楽天koboで読んだ。医者が書いた未来の医療ショートショート。書かれてから既に10年以上経っており若干古さも感じるが、現代の医療が抱える問題を未来に延長するとこんな事になるかも的な話の中には鋭い示唆も。保存された脳の神経回路や記憶が肉体の死後も新しい情報をインプットされて生き続けるなんてのはありそうで興味深い。
読了日:6月1日 著者:米山公啓
ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニングゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング感想
A4横に1分で数行のメモ書き、を1日10枚ペースで続けなさい、という思考整理法の啓蒙書。時間を制限することで思考を吐き出し、そこから拡げたり深化させたりすることで、もやもやをスッキリさせる、という基本的なプロセスは納得感あり。
読了日:5月24日 著者:赤羽雄二
老ヴォールの惑星 (次世代型作家のリアル・フィクション ハヤカワ文庫 JA (809))老ヴォールの惑星 (次世代型作家のリアル・フィクション ハヤカワ文庫 JA (809))感想
社会のない閉ざされた迷宮の刑務所、人類を遥かに超越した異星知性体との接触、海と空しかない惑星でのたった一人の漂流、と様々な設定で、人はなぜ生きるのか、人間とは何か、という究極の問いに向き合う主人公が共感を誘う。表題作「老ヴォールの惑星」は、種としての個体ではなく知識・経験を継承していく知性体の物語。どれも読み応えあり、読後感も気持ちの良い作品。
読了日:5月24日 著者:小川一水
笑う20世紀 青笑う20世紀 青感想
実は既にありそうな「メンデレビウム・カード」、選挙の実情を鋭く(?)描いた「清き一票」も良いが、やっぱ落語調の「たぬきのくじ」に藤井青銅らしさを感じる。
読了日:5月11日 著者:藤井青銅
笑う20世紀 赤笑う20世紀 赤感想
藤井青銅といえば「死人にシナチク」だが、あのドタバタ感に通じる「恐怖の駅前商店街」、星新一っぽいオチの「ドラマチックな恋」、筒井康隆っぽいエスカレート展開の「南関東大地震」など、どれも読み応えある中、やはり落語ネタの「ヨセ・オブ・ドリームス」がキラリと光る。
読了日:5月11日 著者:藤井青銅
笑う20世紀 黄笑う20世紀 黄感想
約30年前にデーモン小暮のオールナイトニッポンの放送作家としてその存在を知った藤井青銅の短編集。「借りもの競走」は預言的SFの佳作。「古典芸能の夕べ」のシニカルさも良い。
読了日:5月11日 著者:藤井青銅
もしもし下北沢もしもし下北沢感想
大事な人が謎を残して死んだ、というお題から、残された人々がその事件の真相を明らかにしようとするのがミステリー小説だが、本作では「真相は死んだ人のもの」「死んだ人は生きている私たちの中に共有されている」とし、「私たちも自分自身の日々をこの街とそこに住む人々と共有している」「そうしてかけがえのない一人一人の存在は生きつづける」「自分に正直に、ありのままに、着実に前進していこう」という主人公の成長が描かれる。
読了日:5月3日 著者:よしもとばなな
竹取物語 (角川文庫)竹取物語 (角川文庫)感想
日本初(世界初?)の本格SF小説「竹取物語」を星新一が現代語訳し、解説を加えた一冊。高校の古文で原典を読んだ時はここまで深く楽しめなかったが、星新一のおかげで改めてこの物語の発想のユニークさを味わうことができた。
読了日:4月24日 著者:
城のなかの人 (角川文庫)城のなかの人 (角川文庫)感想
表題作での秀頼の純粋さが清々しい。「正雪と弟子」「はんぱもの維新」は、歴史解釈として面白い。「春風のあげく」はショートショート的な起承転結を時間軸を伸ばして中編歴史小説に仕上げた印象で、やや冗長に感じた。途中の飢饉描写が陰惨な「すずしい夏」はラストでストンと落とされて非常にブラック。
読了日:4月23日 著者:星新一
コンピュータが仕事を奪うコンピュータが仕事を奪う感想
今のところコンピュータ(ロボット)が苦手なのは、五感を駆使するタスクや論理力を要する問題解決であり、コンピュータに仕事を奪われない人を育てるには国語と算数が大事、という至極真っ当な主張。ただし、論理としての算数、数学であり、計算力(暗算とか)ではない。その証拠に(?)数学者は暗算が苦手w
読了日:4月23日 著者:新井紀子
地球から来た男 (角川文庫)地球から来た男 (角川文庫)感想
SFショートショートという星新一のイメージとはちょっと路線が異なる世にも奇妙な物語っぽい短編集。「夜の迷路」「もてなし」「あと五十日」「ゲーム」あたりのブラックさは新鮮。けど「来客たち」「疑問」「向上」「能力」なんかはオチが何かスッキリしないなあ。
読了日:4月20日 著者:星新一
宇宙の声 (角川文庫)宇宙の声 (角川文庫)感想
少年少女向け宇宙冒険小説2編。「まぼろしの星」のラストは子供向けにしては割と重い。種族の寿命と文明の引き継ぎ、そして、その任を果たした人の最期。
読了日:4月20日 著者:星新一
おかしな先祖 (角川文庫)おかしな先祖 (角川文庫)感想
著者の解説によれば、落語+SF+ショートショート=SF落語短編集。「心残り」「とんとん拍子」「四で割って」なんかはそのまんま落語にできそうな話。「ふーん現象」のオチも好きだなあ。
読了日:4月19日 著者:星新一
ごたごた気流 (角川文庫)ごたごた気流 (角川文庫)感想
ショートショートじゃなくてショート集。「なんでもない」「追究する男」「門のある家」の不思議で不気味な展開が面白い。
読了日:4月16日 著者:星新一
ちぐはぐな部品 (角川文庫)ちぐはぐな部品 (角川文庫)感想
エフ博士やエヌ氏だけでなく、桃太郎や越前守やシャーロックホームズまで出てくるバラエティ豊かな短編集。ネチラタ好きだな。
読了日:4月12日 著者:星新一
声の網 (角川文庫)声の網 (角川文庫)感想
コンピュータが電話回線で網のように相互に接続され、人々のあらゆる情報がデータとして蓄積されている「未来」が描かれている。著者の言うようにそれが人間の究極の願いだとすれば、現実がこの「予言」に近づいていくのも不思議ではないのかもしれない。
読了日:4月10日 著者:星新一
きまぐれロボット (角川文庫)きまぐれロボット (角川文庫)感想
博士が発明する話、宇宙人が現れる話が多い。オチに解説がついてるのがやや冗長な気がするが、子供向けだから?
読了日:4月9日 著者:星新一
スピード時代のマイペース仕事術 〜自由時間を思い通りに増やす最小限の時間で「最大効率」のマイーペースを身につける (impress QuickBooks)スピード時代のマイペース仕事術 〜自由時間を思い通りに増やす最小限の時間で「最大効率」のマイーペースを身につける (impress QuickBooks)感想
全員が「ハイペース」を競う働き方はストレスフルで個人にとっても組織にとっても長期的にはマイナスであり、最も心身に負担のない「マイペース」こそが作業効率が良い、と述べつつも、「でもハイペースを求められる時代なので、マイペースを少しずつハイにする方法」についても書かれている。タスクの大きさに対して「やる気」が足りないと、「やる気」に見合う小さなタスクに逃避しがち、はわかるわかる。「マルチタスク」の危険性に言及しつつも、具体的な対策は提示されないあたり、現代日本のサラリーマンの悩みの深刻さを物語っているような。
読了日:4月1日 著者:佐々木正悟
じょうぶな頭とかしこい体になるためにじょうぶな頭とかしこい体になるために感想
子どもたちは「かしこい頭とじょうぶな体」であるべき、と思い込んでる気の毒な大人たちの社会へのアンチテーゼ。時に痛いところを突かれたり、時に激しく同意したり。
読了日:3月8日 著者:五味太郎
子どもは小さな哲学者子どもは小さな哲学者感想
子供の思考を大人のそれより低レベルなものと位置づける従来研究に対して、子供の素朴な疑問に潜む本質的な問いや、子供が意図して行う思考の遊びとしての議論に注目し、その哲学性を分析している。適当にあしらったり大人の常識で押し潰したら勿体ないよね。
読了日:3月1日 著者:ガレス・B・マシューズ
背後の河は、退路を断つのか?後方を守るのか?〜プロジェクトマネジメントの軍事学からのアプローチ〜背後の河は、退路を断つのか?後方を守るのか?〜プロジェクトマネジメントの軍事学からのアプローチ〜感想
もっと歴史上の軍事的事象から引用した説明があるのかと思ったけど、そうでもなかった。PMBOKに従えばうまくいくわけじゃないぞ、という問題提起は悪くない。
読了日:2月25日 著者:杉田敦
年収1000万になる方法知ってるんだが、なにか質問ある? (impress QuickBooks)年収1000万になる方法知ってるんだが、なにか質問ある? (impress QuickBooks)感想
サラリーマンが本業で年収600万になる方法、そして更に年収1000万になる方法が、人事コンサルタントの先生(=著者?)、社会人2年目、その先輩かつ先生の教え子、の3者の対話形式で書かれている。短くて読みやすいけど内容は濃くて鋭い。あー確かに!と膝を打つ話だらけ。
読了日:2月22日 著者:平康慶浩
機械安全―ISO12100‐2(JIS B 9700‐2) (安全の国際規格)機械安全―ISO12100‐2(JIS B 9700‐2) (安全の国際規格)感想
機械安全のA規格ISO12100の背景、他の規格との関連、リスクアセスメント実施方法、リスク低減方策(本質安全設計、防護方策、使用上の情報)について詳説。機械系エンジニア必携。
読了日:2月22日 著者:向殿政男,宮崎浩一
マンガでわかる!幼稚園児でもできた!!タスク管理超入門 (impress QuickBooks)マンガでわかる!幼稚園児でもできた!!タスク管理超入門 (impress QuickBooks)
読了日:2月17日 著者:岡野純
非常識な本質――ヒト・モノ・カネ・時間がなくても最高の結果を創り出せる非常識な本質――ヒト・モノ・カネ・時間がなくても最高の結果を創り出せる感想
別著「プロジェクトGT-R」と重なる内容も多いが、読者に向けて「こういう考え方で仕事をしては?」とメッセージ発信されている点が異なる。最大効率を狙うとヒト・モノ・カネ・時間はむしろ削減される/すべき、「非常識(という批判)」を恐れず正直に基本と向き合い本質を見極めろ、作る側の物差しではなく使う側や世の中の要求や感性の視点を持て。米国流大量生産・消費型のバリュー・ディスカウントの世界に陥らず、「おもてなしの心」「匠の技」の伝統を持つ日本人ならではのブランド作りを取り戻せ、という結論。
読了日:2月17日 著者:水野和敏
プロジェクトGT-R 常識はずれの仕事術 (双葉新書)プロジェクトGT-R 常識はずれの仕事術 (双葉新書)感想
ミスターGT-Rの少年期から日産入社時、挫折と復活、その後の活躍が自身の言葉で語られる。「お客様」に向いて仕事をすること、社内外の常識や基準にとらわれず常に本質は何かを徹底的に考え抜くこと、工数ではなく能数でチームをマネジメントすること、時間軸を意識し過去のデータや計画だけに固執せず夢や目標をアップデートし続けること。大企業日産という組織がしばしば彼の仕事の壁になりつつも、ゴーンCEOや現場メンバなどの理解者・支援者によって多くの成果が実現されたことも事実。
読了日:2月17日 著者:水野和敏
技術経営の考え方 MOTと開発ベンチャーの現場から (光文社新書)技術経営の考え方 MOTと開発ベンチャーの現場から (光文社新書)感想
新事業に対する過剰なリスク管理のため担当者が社内向け説明に疲弊して、肝心な技術開発や品質向上、マーケティングが疎かになり、結果的に失敗する、みたいな何処かで聞いたことある大企業病の話など。
読了日:2月16日 著者:出川通
スタンフォードの自分を変える教室スタンフォードの自分を変える教室感想
目標に向かってどれだけ進歩した?と自問すると「少し進んだ!(だから見返りに遊んでも良い!)」となりがち。目標に向かって努力してる?と問うことで「今日も努力した。明日も続けよう」となる。常に自分自身の選択や誘惑に負けそうになっている状態に意識的になることが意志力を鍛える第一歩。「将来の自分を過大評価しがち」「明日はもっとできると思ってしまう」は目から鱗。真実は「明日も今日と同じことを繰り返してしまう」だね。
読了日:2月13日 著者:ケリー・マクゴニガル
仮面社畜のススメ (一般書)仮面社畜のススメ (一般書)感想
既に何百冊も出てそうな「仕事ができない人、できる人」的な内容を、流行りワードの「社畜」を一捻りした「仮面社畜」なる造語でブランディングして売っちゃう、著者の(出版社の?)マーケティング手法に感心した。
読了日:2月12日 著者:小玉歩
反省しないアメリカ人をあつかう方法 増補改訂版反省しないアメリカ人をあつかう方法 増補改訂版感想
アメリカ人は反省しないわけではないが謝罪したり反省の意を表明する習慣がない、という点を認識すること。人を責めず問題に着目し「一緒に解決しよう」という前向きな雰囲気を作る。成果や締切の重要性を早めに明確に繰り返し伝える。このへんは日本人でも同じ。アメリカ人の会議は討論と意志決定の場。年上や上司でも意見が違えば議論する、あたりはギャップあり。英語での会議中に日本人だけで日本語で相談を始めるのはNG、はわかっちゃいるけどごめんなさい。
読了日:2月7日 著者:ロッシェル・カップ
ついてきなぁ!設計トラブル潰しに「匠の道具」を使え!―FMEAとFTAとデザインレビューの賢い使い方ついてきなぁ!設計トラブル潰しに「匠の道具」を使え!―FMEAとFTAとデザインレビューの賢い使い方感想
FMEAとFTAの実施手順がISOで標準化された内容とあまりにも違っててもはや別の手法。筆者のやり方自体が有効かどうかはさておき、FMEAとFTAの勉強には不向きだと思う。
読了日:2月4日 著者:國井良昌
安全工学最前線 −システム安全の考え方− (機械工学最前線 5)安全工学最前線 −システム安全の考え方− (機械工学最前線 5)
読了日:2月4日 著者:門脇敏,福田隆文,橋本秀一,大賀公二,深津敦
ISO「機械安全」国際規格ISO「機械安全」国際規格感想
機械安全の国際規格ISO12100の解説に加えて、インターロックの考え方、フェールセーフ・冗長化などの安全方策あれこれについて詳しく書かれている。1999年刊行とやや古いが、機械安全の基本的な考え方と実施方法を学ぶのに適した良書。
読了日:1月27日 著者:
「これやっといて」で部下が動いてくれる!技術「これやっといて」で部下が動いてくれる!技術感想
最初は部下に考えさせず、細かいところまで指示を与えて、仕事の基本動作を身につけさせる。仕事を任せたり現場に行かせるのはそのあと。
読了日:1月26日 著者:柴田英寿
糞袋の内と外糞袋の内と外感想
自分とは何か?人間(らしさ)とは何か?生きるとはどういうことか?石黒氏のアンドロイドはそういう根源的な問いから生み出されている。
読了日:1月26日 著者:石黒浩
機械・設備のリスク低減技術―セーフティ・エンジニアの基礎知識機械・設備のリスク低減技術―セーフティ・エンジニアの基礎知識感想
前半は、機械安全のA規格ISO12100や厚労省の「機械の包括的安全に関する通達」の概要、リスクアセスメントの実施手順、安全方策・保護方策の考え方、後半は様々な機械における具体例いろいろ。生産設備の安全対策を考える人には事例豊富で良さそう。
読了日:1月24日 著者:
成毛眞の超訳・君主論 (メディアファクトリー新書)成毛眞の超訳・君主論 (メディアファクトリー新書)感想
古典は無理して原著(の訳本)を読む必要なし。現代語の解説本でエッセンスをつかんだ方がわかりやすいし効率がいい。という趣旨で書かれた成毛流の「『君主論』論」。君主を上司とかプロジェクトリーダーとかに置き換えて解釈していく。で、最後は「空気を読むな。大人げない大人になれ」という成毛氏らしい締め。
読了日:1月23日 著者:成毛眞
組込みシステムの安全性向上の勧め―機能安全編 (SEC BOOKS)組込みシステムの安全性向上の勧め―機能安全編 (SEC BOOKS)感想
手軽にさらっと読める入門書。規格の概要から実践手法までを大まかにつかむのに良い薄さ。
読了日:1月23日 著者:
清須会議清須会議感想
名人久太郎にスポット当てたのが面白い。つか、きゅーきゅーってオイ。
読了日:1月18日 著者:三谷幸喜
零戦 その誕生と栄光の記録 (角川文庫)零戦 その誕生と栄光の記録 (角川文庫)感想
堀越氏が設計主任を務めた零戦の前身の七試艦戦、九試単戦(九六式艦戦)、そして十二試艦戦(零戦)の開発の記録。海軍からの厳しい要求仕様に対して、艦上戦闘機に求められる性能を航続距離と運動性に絞り込み、前例を恐れぬ創意工夫で目標仕様を達成した。堀越氏本人の強い意志と能力に加えて会社や海軍に理解者がいたことも開発成功の要因。
読了日:1月17日 著者:堀越二郎

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Posted by hide at 2015年01月16日 23:11 | コメント (0) | トラックバック (0)

2015年01月14日

[Book] 11月と12月の読書メーターまとめ

まとめるまでもなく0冊。

専門書は読んでないこともないんですけど、読書とちょっと違うので記録してなかったりします。

来年(いや今年)は、拾い読みした本とか目次パラ見した本とかも書いちゃうかも。読了したかどうかよりも、この本って以前に見たことあったっけ?的なデータベースとして読書メーターを使う手もあるかな、と。

2014年12月の読書メーター
読んだ本の数:0冊
読んだページ数:0ページ
ナイス数:18ナイス


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2014年11月09日

[Book] 10月の読書メーターまとめ

10月は1冊。

筑波大の稲垣先生の本。これは良い内容でした。いわゆる「自動機械」「ロボットカー」的なものだけでなく、広く機械システムの開発に携わる人は読むべき。人間と機械の関わり方に最大のリスクがあることを再認識しました。

2014年10月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:200ページ
ナイス数:20ナイス

人と機械の共生のデザイン-「人間中心の自動化」を探る人と機械の共生のデザイン-「人間中心の自動化」を探る感想
人の状況認識レベル、情報処理プロセス、機械の自動化レベルなどの考え方が整理されており、人が操作する機械の自動化システムや操作支援システムを設計する際に留意すべき内容満載の良書。離陸以外の操作がほぼ自動化されている航空機のシステムや事故事例が題材として数多く紹介されているのは貴重。
読了日:10月28日 著者:稲垣敏之

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Posted by hide at 2014年11月09日 11:01 | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年10月07日

[Book] 9月の読書メーターまとめ

先月はゼロ。

ちょっと思うところあってしばらく読書習慣は休止。気が向いたり必要に迫られたら読むかもしれませんが。

2014年9月の読書メーター
読んだ本の数:0冊
読んだページ数:0ページ
ナイス数:18ナイス


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Posted by hide at 2014年10月07日 22:31 | コメント (0) | トラックバック (0)

2014年09月10日

[Book] 8月の読書メーターまとめ

8月は11冊。8ヶ月で67冊。8冊ちょい/月と、少し上げてきました。夏休みもあったし。

前半は歴史物と時代物を読んでました。吉川英治の「黒田如水」は、昔読んだような気がしてたんだけど、全く覚えてなかったので、読んだことなかったのかも。大河も良いけど英治も良いよ。

長崎大学で被爆した医師永井隆の「長崎の鐘」、これは多くの人に読んでもらいたい一冊。自らも原爆症に苦しみながら、傷病者の診察を続けた著者が、「これからは原子力の時代になる」と冷静に予想する部分は、さすが科学者だと感心しました。

後半は仕事術とか手法モノとか技術書とか、まあアリガチといえばアリガチ。

2014年8月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2663ページ
ナイス数:39ナイス

[図解]鉄道の技術 (PHPサイエンス・ワールド新書)[図解]鉄道の技術 (PHPサイエンス・ワールド新書)感想
車両の駆動方式、足回り、パンタ、レールから運行管理や列車制御、トンネルや橋梁の土木建設技術に至るまで、日本の鉄道に関する幅広い技術のエッセンスがギュッと詰まった濃い新書。新幹線の開業以来の安全性は、インフラ設計方針から車両制御システム、運行ルール、保守など数多くの施策の組み合わせで保たれていることがわかる。
読了日:8月31日 著者:秋山芳弘
Excel対応 90分でわかる! 日本で一番やさしい「データ分析」超入門Excel対応 90分でわかる! 日本で一番やさしい「データ分析」超入門感想
ビジネスで使えるデータ分析手法として、相関係数、回帰分析、数量化理論、コンジョイント分析を、ありがちな事例とExcelの使い方を併せて説明している。データサイエンティストじゃない普通のビジネスパーソン向けのデータ分析入門書としてはわかりやすくて便利そう。直交表の説明がもう少し欲しいところ。
読了日:8月31日 著者:内田学,兼子良久
不便から生まれるデザイン: 工学に活かす常識を超えた発想 (DOJIN選書)不便から生まれるデザイン: 工学に活かす常識を超えた発想 (DOJIN選書)感想
便/不便(労力や時間を要するか否か)と益/害は独立事象であり、便利で有益なモノや不便で有害なモノだけでなく、不便ではあるが(ゆえに)有益なモノ/コトもある。単なるノスタルジーでもトレードオフでもない「不便益」の正体を様々な具体例を通して探りつつ、新たな不便益デザインを目指す。最後まで何かモヤモヤしながら読んで、今もモヤモヤしてる。
読了日:8月26日 著者:川上浩司
一生食いっぱぐれないための エンジニアの仕事術 (光文社新書)一生食いっぱぐれないための エンジニアの仕事術 (光文社新書)感想
会社で技術者として働くとはどういうことか、を組織・人間関係から特許まで網羅した学生・新卒向け入門書。著者は団塊世代で元は日立製作所の研究所出身とのこと、つまり一昔前の大企業のエンジニアはこうだったよ、という話が多いので、想定読者である若い人は全部を真に受けない方がいい。ストークスモデルの説明は印象に残った。
読了日:8月25日 著者:椎木一夫
ポケットに名言を (角川文庫)ポケットに名言を (角川文庫)感想
寺山修司がノートに書き溜めた古今東西の書物や映画の台詞からの「ことば」、そして寺山自身の脚本からの「ことば」が数多く集められている。「言葉を友人に持ちたい」著者が選んだ「名言」は、だが同時に「シャツのように軽く着こなして、脱ぎ捨てていくもの」でもある。どんなシャツか、よりも、それをいつどこでどのように着こなすか、が個性というものであろう。
読了日:8月18日 著者:寺山修司
一勝九敗 (新潮文庫)一勝九敗 (新潮文庫)感想
ただ情報収集して分析して結果何もしないのでは意味がない。致命的な失敗は不可だが、実行して失敗して修正して…を繰り返して次に繋げていくべし。成功体験は保守化の元。異業種の血を入れつつ若く柔軟な組織で、常にスピードを保ち、変化し続けなければ、会社は衰退する。全ての人が“自営業者”としてその会社にコミットする、という組織を目指すべき。実行に移すのもスピード、失敗と判断したら撤退するのもスピード、そこからのリカバリもスピード。確かにピラミッド登った人には難しいかもね。
読了日:8月18日 著者:柳井正
初ものがたり (新潮文庫)初ものがたり (新潮文庫)感想
岡っ引き茂七親分が下っ引きの糸吉や権三と共に難事件に挑む江戸捕物帳。正体不明の稲荷寿司屋台の親父が繰り出す季節の旨い物と謎解きのヒントがもう一本の柱。続きも読みたくなるが…。
読了日:8月18日 著者:宮部みゆき
お金がふえるシンプルな考え方―マネーのルール24お金がふえるシンプルな考え方―マネーのルール24感想
「内容が理解できない投資商品は買うな」「リスクとコスト(手数料とか)を意識しよう」「うまい話や必勝法はない」など基本的な心構えを説いた後、終盤では「それはそれとして株式投資は面白い」と初心者向け株式投資入門の教えも。金融機関での経験を元に、個人が資産運用の際に陥りがちな勘違いや罠について指摘する良書。
読了日:8月17日 著者:山崎元
長崎の鐘 (アルバ文庫)長崎の鐘 (アルバ文庫)感想
長崎大学で被爆した著者が、生き残った医師、看護師、学生と救護班を結成して、自身も一時危篤状態に陥りながらも傷病者の診療を続けた記録に加え、放射線医師としての原子爆弾の原理と爆発時の現象やその後の原子病と土地への影響に関する考察、カトリック信者としての戦争や原爆に対する想いが綴られている。原爆投下直後の被災状況と被爆の影響を知る資料的な価値だけでなく、現代において戦争や核兵器とどう向き合うかを考えるにあたっても必読の一冊。長崎人としては中高生の頃に読んでおくべきだったと反省。
読了日:8月17日 著者:永井隆
島原大変 (文春文庫)島原大変 (文春文庫)感想
寛政の雲仙大噴火とそれに伴う津波による島原城下の人々の被災に際し、長崎で学んだ若い医者が他人や医術に対する見方を変え自らの生き方を見直す表題作に加え、豊後の殿様の山登りのための「人馬」に纏わる話、同じく豊後大友宗麟の嫡男義統の生涯を両親との関係とキリスト教への傾倒を通して描く一編、村上水軍の子孫で今は豊後の山奥に藩を構える大名が推し進める「城を作る夢」に巻き込まれた庄屋がいつしか自分の夢として実現に邁進する「海賊たちの城」の四編。いずれも登場人物の描き方が秀逸でぐいぐい引き込まれる。
読了日:8月12日 著者:白石一郎
黒田如水 (1959年) (新潮文庫)黒田如水 (1959年) (新潮文庫)感想
齢30にして小寺の家老を務める官兵衛が家内の毛利派を制して織田側参加の意を伝えるため秀吉に面会するところから始まり、半兵衛重治との交友、主君小寺政職の裏切りと荒木村重による幽閉、救助された後の戦陣復帰と三木城攻略の頃までを描く。時に官兵衛36歳。
読了日:8月12日 著者:吉川英治

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2014年08月02日

[Book] 7月の読書メーターまとめ

7月は7冊。7ヶ月で56冊。8冊/月と。これくらいが今のペースかな。

月初めはタグチメソッドとか畑村先生とか技術系で押していくつもりだったけど、中旬くらいから適当になってきました。

伊坂幸太郎の「終末のフール」は、設定の意外さ、登場人物それぞれの境遇の多様さ、その中でそれぞれがいかに生きるか(そして死ぬか)を真剣に考える様が実に面白い。伊坂らしい構築美も楽しめます。

8月は休暇も活かして技術書を攻めようと思います。

2014年7月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1703ページ
ナイス数:37ナイス

眠れぬ夜のための哲学眠れぬ夜のための哲学感想
感情や日常、抽象概念などを一つ一つ取り上げ、時に古今の哲学者の思考を引用しつつ、やさしく前向きに論説が展開される哲学エッセイ。何かに悩んで眠れない夜に、気になる項目をそっと読み返すと良いかも。
読了日:7月13日 著者:小川仁志小川仁志
終末のフール (集英社文庫)終末のフール (集英社文庫)感想
8年後に小惑星が地球に衝突する、とわかってから5年後の、仙台のとあるマンションの住人達を主人公にした連作。自分ではどうにもならない期限付きの死を宣告された時に、人はいかに生きるのか。別々の物語が少しずつ絡み合って大きな物語になっていく構成は伊坂らしい。醜くてもみっともなくても死に物狂いで生きる、という多くの主人公たちの決意とは一線を画す「天体のヨール」のラストシーンが悲しい。
読了日:7月12日 著者:伊坂幸太郎
会計天国 (PHP文庫)会計天国 (PHP文庫)感想
設定が強引なのは良いとして、主人公が財務諸表の読み方や会計ルールについて説明する部分はやや単調に感じた。
読了日:7月8日 著者:青木寿幸,竹内謙礼
「楽する発想」―8倍仕事ができる整理をしない仕事術「楽する発想」―8倍仕事ができる整理をしない仕事術感想
生活にかかる固定費を考えると睡眠時間にもコストがかかってる、という発想は面白い。
読了日:7月7日 著者:鳥井シンゴ
子どもの学力は「読解力」で決まる!  小学生のうちに親がゼッタイしておきたいこと子どもの学力は「読解力」で決まる! 小学生のうちに親がゼッタイしておきたいこと感想
読解力=客観的要約力+主観的コメント力。名作・名文を読むことで日本語の表現方法や文に込められた意味など深い読解力を得ることができる。親子で同じマテリアルを読み、解釈、考えを議論する。掲載されている実際の小学生の読書感想文が素晴らしい。
読了日:7月5日 著者:齋藤孝
未曾有と想定外─東日本大震災に学ぶ (講談社現代新書)未曾有と想定外─東日本大震災に学ぶ (講談社現代新書)感想
津波は未曾有ではなかったし、原発事故は想定できた。過去の類似災害の記憶の風化、人の力で自然に対抗できるという過信、規制やマニュアルに依存した思考停止が今回の被害を生んだ、と指摘。自然を完璧に制御するのは不可能。今後の災害予防には、自然の力をいなし、うまく折り合う発想が必要。
読了日:7月4日 著者:畑村洋太郎
ものづくり技術アドバンスト ベーシック タグチメソッドものづくり技術アドバンスト ベーシック タグチメソッド感想
タグチメソッド入門用に読んだ。テクニックではなく考え方が書かれている。科学と技術は考え方が異なる。生産では原因指向、開発では目的指向であるべき。機能を測定する。まずロバスト性を検証し対象技術のスジを見極める。試作〜不具合潰しは魔のスパイラル。また読む。
読了日:7月2日 著者:長谷部光雄

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