2006年07月23日

[Record Review] CANTA / 百歌颯鳴

canta_hyakkasoumei.jpg百歌颯鳴
CANTA


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by G-Tools

1. Hello!
2. SHINE
3. In My Room
4. etude
5. 破綻ライダーV3
6. 1959
7. Someday
8. Holy knight
9. Pleasure Dome
10. Rainbow

LUKE(Vo,G)、MASAKI(B)、雷電湯澤(Dr)の3人編成バンドの4th。

1st聴いた時は、まだ手探りだけど取りあえずバンド始めました、な感じの印象で、2ndと3rdは未チェックだったんだけど、本作は1stに比べると一皮も二皮も剥けまくった素晴らしい出来でびっくり。

イントロ聴いただけでコレは良い!と確信できる1で幕開け。切なくも前向きなメッセージがグッとくる佳曲。
その勢いのままアップテンポな2で更に前へ!と突っ走ります。
3はヘヴィ&ダークな引きこもりの曲なんだけど、それだけでは終わらずに最後にはドアを開けてそこから出て行く決意が歌われています。
しっとり系の4は優しくも強い意志が伝わる曲。
続くノリノリの5は中年(?)だからこそ歌える人生賛歌。
6はロックンロール。歌詞に「YOU REALLY GOT ME NOW」「WHOLE LOTTA LOVE」などのどっかで聞いたことあるようなフレーズが埋め込まれててニヤリ。
叙情的な印象の7では視点が過去と今とを交錯しつつ、その先に続く未来を浮かび上がらせます。
8で再びテンポアップ。コミカルな表現を交えつつもこの世界を生き抜く「心」が歌われます。
ヘヴィなリフの9はとにかく勢い良く突っ走るハードロック。
10は自己の存在を確認しつつ一歩一歩大地を踏みしめて進んでいくような力強い曲。

アルバム全編を通してポジティブなメッセージが伝わってくる点は、聖飢魔IIの「NEWS」あたりに通じるものがあります。
例えば1,2あたりは"DEPARTURE TIME"や"BRAND NEW SONG"を、3は"デジタリアンラプソディ"を彷彿させます。
(曲が似てる、という意味ではなくて)

でも、同じテーマであっても、「悪魔」のやや客観的な視点で描かれる聖飢魔IIと違い、等身大の人間の視点で歌われているところがCANTAならでは。
そういうスタイルにはLUKEの声は良く合います。

演奏面では、3人が「俺が俺が!」な勢いで暴れまくっていながらもちゃんと曲としてまとまっているあたりはサスガ。
LUKEの歌も随分良くなったと思います。
mixは聖飢魔iiの「news」や「living legend」を手がけた内田氏で、なるほど各楽器がくっきりしてて気持ち良い音です。

てことで、聖飢魔II信者に限らず、万人にオススメできる良いロックアルバムです。

ちなみにCo-Producerはロック忍者頼正こと久武頼正
ロックニンニン。

Posted by hide at 2006年07月23日 14:08 | TrackBack
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