2007年01月26日

[Record Review] ANGRA / AURORA CONSURGENS

B000HXE35Sオーロラ・コンサルジェンス
アングラ

ビクターエンタテインメント 2006-10-25
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by G-Tools

1. The Course Of Nature
2. The Voice Commanding You
3. Ego Painted Grey
4. Breaking Ties
5. Salvation: Suicide
6. Window To Nowhere
7. So Near So Far
8. Passing By
9. Scream Your Heart Out
10. Abandoned Fate
11. Out Of This World*

*Bonus Track

1は「らしい」イントロから「らしくない」ヘヴィなリフに移行し、「あれ?」と思ってたら、そのまま「らしくない」曲。こういう曲を1曲目に置いたってことは、「今までとは違うよ」というメッセージなのかな?と思ったら、2は「いかにも」な疾走曲。ハードなボーカルと間奏中の荘厳なコーラスが印象的。
3はまた「らしくない」スロー&ヘヴィな曲で、ちょっとEvanescenceみたいな雰囲気。間奏は歌パートとは対照的に複雑かつテクニカル。
4はFair Warningがやりそうなバラードっぽい曲。こういうのも「らしくない」よね。
5は速い刻みのリフが「らしい」曲なんだけど、間奏がやたら展開に凝っててややこしい。
6は速くて「らしさ」もあるけど、これまた構成が複雑なプログレッシブな曲。
7はブラジルの民族音楽からの影響を感じさせる曲なんだけど、イントロはオリエンタル風だったり叙情的なパートがあったりと一筋縄ではいかない。
8はどことなくDream Theaterっぽい曲。そんなに変拍子なわけでもないけど雰囲気が。
9はポジティブなメッセージが感じられるアルバム終盤のハイライト曲。後半もう少しテンポアップしてくれた方がより盛り上がるのになー、という印象。
10は美しいアコースティック曲。おわり。
ボーナストラックの11はブラジルっぽくて非常に「らしい」曲なんだけど、ボーカルがエドゥじゃない。誰?

全体的に「ANGRA臭さ」を少し抑えて、モダンでヘヴィでプログレッシブな要素を多く取り込んで表現の幅を広げてみた、って感じ。
表現は多彩になったけど、人の内面を描き出すという詞のコンセプトがしっかりしてるおかげか、作品として散漫な印象はありません。

一緒に歌いたくなるキャッチーでハイトーンなサビなんかは減ったのでメロスピ度は下がったけど、リズムやリフのキレの良さはますます磨きがかかってるし、なんと言っても曲の構築美は見事。
曲調の変化に伴い、エドゥ・ファラスキのボーカルスタイルが多彩になったのも本作の大きな特徴。

更に一段高いところに挑戦、って感じですが、まだ完全に消化し切れてないようにも感じるので、次回作に注目。

Posted by hide at 2007年01月26日 23:15 | TrackBack
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