2008年09月07日

[Book] 私塾のすすめ

私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書 (723))私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる (ちくま新書 (723))
齋藤孝 梅田望夫

筑摩書房 2008-05-08
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日本社会の閉塞感のようなものと「戦っている」二人の対談。

タイトルの「私塾」は、幕末の適塾や松下村塾や慶應義塾のような、志を同じくする者が集い、学び、高めあう「場」を意味し、「すすめ」は、ネットの力などにより、学びや経験値を高めることに意欲的な人々が集まる「私塾的関係」が生まれ、それこそが今後の社会を変えていく力になる(のでは?いや、なってほしい!)、という話。

リーダー論や教育論など幸福論など、内容は「生き方」全般に広がるが、そこでの両者の考え方の共通点や異なる点も興味深い。

僕の中に強く響いた(というか痛いとこ突かれた)のは、
・(日本人は)「ノー」と言われることを恐れすぎ。
・「ノー」で当たり前。「ノー」は人格否定ではない。
・数をあたり、量をこなしていかないと、「イエス」に辿り着かない。
とか、
・時間は有限。何かをやりたければ「やらないこと」を決めるべき。
・深く、ギリギリまでやらないと見えてこないもの(こと)がある。
とか。

あとがきで梅田氏が言う。
「戦っている相手は読者の皆さんの内部に根強く存在している」

これを宣戦布告、と受け止める感覚が自分の中にあることに気づかせてくれた、という意味で、僕にとって貴重な一冊。

Posted by hide at 2008年09月07日 15:56 | TrackBack
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