2010年07月15日

[Book] グロテスクな教養

グロテスクな教養

グロテスクな教養

価格:777円(税込、送料別)


グロテスクなモノ、事件、画像、の情報満載の「グロテスク教養」の本ではないので注意。
ベスト新書じゃなくてちくま新書だからね。

「教養とは何か?」といった俗な(「教養ある私が答えを教えてあげよう」的な)タイトルではなく「グロテスクな教養」とした点が本書の特徴をよく表している。

教養・教養主義の歴史を様々な観点から分析し、特に「いやーな」面を時にチクチク時にグサリグサリえぐり出しまくる構成は確かにグロテスク。

しかし、それらの醜部の正体を明らかにしてこそ、「いかに生きるか」を自分自身で考え、決め(ようとす)る、という教養主義の基本に立ち返り、今の時代にどう実践するか、その起点に立つことができる、ということだろう。

堅い話の中で、大物作家をチクっと皮肉ってペロっと舌を出したり、「(ケッ)」とソッポを向いたりと、スパイスが利いているので、読んでて楽しい。

ただ、一本筋が通った論が中心に置かれているわけではないので、「で?で?だから何?」が気になり出しちゃった人は、イライラして途中で投げ出す可能性もアリ。

勝間和代公式ブログ: 私的なことがらを記録しよう!!: 楽天ブックスに感動→ブログのリンクをamazonから楽天ブックスに切り替えます

を読んで、フーン、と思ったので、楽天ブックスのリンクを貼ってみた。
ブログパーツはほぼデフォルト設定で何もいじってないけど。

Posted by hide at 2010年07月15日 23:00 | TrackBack
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