2011年08月02日

[Book] 7月の読書メーターまとめ

7月は26冊。久しぶりによく読みました。うち3冊が課長島耕作とはいえ。

7月のポイントは、平井和正のウルフガイシリーズを読みまくったこと。中学か高校時代に読んでた本なので実に20年(以上)ぶり。AppStoreで買ってウルフガイ4冊、アダルトウルフガイ4冊読みました。

現代(といっても1970年前後が舞台だが)に生きる人狼、月の満ち欠けにより体質が変化し、満月期には獣化して不死身になる性質を持った主人公(達)が、その性質ゆえにトラブルに巻き込まれたり、暴力団や国家諜報部などの闇の組織に追われたりする、くんずほぐれつバイオレントでハードボイルドなファンタジー作品。

少年犬神明が主人公のウルフガイシリーズと青年犬神明が主人公のアダルトウルフガイシリーズがあり、名前は同じだけど、物語の設定上は別人ぽい。平井和正ってこういうパラレルワールド的な作品展開が好きなのかな。幻魔大戦→新・幻魔大戦→真・幻魔大戦とか。

どちらのシリーズも最初の2作くらいは謎が謎を呼んだりちょっとずつ背景が見えてきたりして面白いんだけど、話が大きくなっていくにつれてだんだん収集つかなくなってくる感じも。

続きも出てるみたいなのでそのうちまた読みます。
iPhone/iPad/Android 刊行情報

7月の読書メーター
読んだ本の数:26冊
読んだページ数:6772ページ
ナイス数:23ナイス

デスマーチ 第2版 ソフトウエア開発プロジェクトはなぜ混乱するのかデスマーチ 第2版 ソフトウエア開発プロジェクトはなぜ混乱するのか
自身のコンサルタントとしての経験と他の経験者からのタレコミ情報とを総合して、プロジェクトが「デスマーチ」化する要因を大局的に分類し、対策を論じた本。適切なツールや手法を用いる効果も認めているが、プロジェクト内外の「人」の問題に大きくページが割かれている。海兵隊式のモーレツ型プロジェクトと旧日本軍式のカミカゼ型プロジェクトはよく見かける気がする。スパイ大作戦型を目指そう。
読了日:07月31日 著者:エドワード・ヨードン
人狼、暁に死す (角川文庫 (5808))人狼、暁に死す (角川文庫 (5808))
CIAを始めとする国際諜報機関の追及やら国家や大財閥の陰謀といったスケールの大きい話からはしばし解放され、東京の裏社会を舞台としたコンパクトなハードボイルド作品に回帰…かと思ったら、だんだん主人公が自虐的になってきて、挙げ句の果てに怨念やら生き霊やら何だかよくわからない展開に。残念ながら壊れてきたな〜、という印象。
読了日:07月28日 著者:平井 和正
リオの狼男 (ハヤカワ文庫 SF 127 ウルフガイ 別巻3)リオの狼男 (ハヤカワ文庫 SF 127 ウルフガイ 別巻3)
だらだら長い。拷問描写もういいよ、って感じ。「マクンバ」設定もちょっと無理がある。白人文明批判や人種差別糾弾もあまりに繰り返し出てくるのでお腹いっぱい。
読了日:07月28日 著者:平井 和正
そこまで言うか!そこまで言うか!
三者三様で考え方は微妙に違ってたりするけど、それでも共通部分はあるし、共感はできなくても理解はできるし、だからつまり共存できるよね?ってことかな、と。今の日本社会に欠けてるかもしれない多様性に対する寛容さ(と、そういう生き方を実践する強さ)が鼎談の基盤になってて、少なくともその部分に関してはポジティブな印象を持った。
読了日:07月27日 著者:勝間 和代,堀江 貴文,西村 博之
狼よ、故郷を見よ (角川文庫 (5724))狼よ、故郷を見よ (角川文庫 (5724))
狼男の本領発揮!な場面が少なくて、全体的に暗くて辛い話が続く。
読了日:07月26日 著者:平井 和正
IT失敗学の研究―30のプロジェクト破綻例に学ぶIT失敗学の研究―30のプロジェクト破綻例に学ぶ
ユーザー側の経営者、システム担当者、ベンダー側の経営者、担当者、四者間の意識・理解の差に起因する「失敗」を、多くの事例を元に分析している。関係者間の意志疎通のための「取引コスト」や過去の「埋没コスト」が多大なため、問題は認識されていたにもかかわらず、改善・軌道修正がなされなかった、という構造が、旧日本陸軍のガダルカナル上陸戦での大敗に通じる、という指摘は興味深い。
読了日:07月23日 著者:不条理なコンピュータ研究会
狼男だよ (角川文庫 緑 383-57)狼男だよ (角川文庫 緑 383-57)
平井和正は短編の方が面白い。続くような続かないようなエンディングも楽しい。もちろん、続くんだが。
読了日:07月21日 著者:平井 和正
狼のレクイエム 第2部 (角川文庫 緑 383-55 ウルフガイシリーズ)狼のレクイエム 第2部 (角川文庫 緑 383-55 ウルフガイシリーズ)
全くタイプの異なる二人、犬神明と西城恵の出会いの描写が印象的。その直後に聴こえる狼のレクイエム…。うーん。
読了日:07月20日 著者:平井 和正
狼のレクイエム 第1部 (角川文庫 緑 383-54)狼のレクイエム 第1部 (角川文庫 緑 383-54)
犬神明より神明より西城恵が活躍。極悪非道な殺人者なんだが、著者の思い入れが伝わってくる。
読了日:07月20日 著者:平井 和正
課長島耕作 (17) (講談社漫画文庫)課長島耕作 (17) (講談社漫画文庫)
部長昇進おめでとう。カバは残念でした。
読了日:07月19日 著者:弘兼 憲史
さらば!失敗プロジェクト―その経験が成功へ導くさらば!失敗プロジェクト―その経験が成功へ導く
担当部門の当事者意識不足、マネジャーの調整管理力不足、開発者・プログラマのユーザーニーズ検証不足、ありそうな話満載。「失敗」を品質悪、コスト高、納期遅れ、成果物の無用化、担当者の疲弊の五つのタイプに分類し、実際に起こったケースを例に、プロジェクトが失敗に向かった分岐点を探る内容。情報システム開発以外の仕事にも参考になる。
読了日:07月19日 著者:
課長島耕作 (16) (講談社漫画文庫)課長島耕作 (16) (講談社漫画文庫)
タイではアバンチュールを控えて大人しく(?)仕事に集中してた島課長。現地ガイド(♂)との心の交流はありがちだがちょっと良い話。
読了日:07月18日 著者:弘兼 憲史
課長島耕作 (15) (講談社漫画文庫)課長島耕作 (15) (講談社漫画文庫)
カバって。
読了日:07月18日 著者:弘兼 憲史
失敗の予防学―人は、なぜ“同じ間違い”を繰り返すのか失敗の予防学―人は、なぜ“同じ間違い”を繰り返すのか
失敗発生の要因を分類し、未然に防ぐための考え方や処方を実例を交えて説明するテキスト。製品の欠陥や事故にまつわる失敗だけでなく、商品企画や経営判断などを含む広くビジネスマターを題材にしている点が特徴。同じ失敗学の話でも、畑村先生とは違うややライトでシニカルなタッチなのが面白い。
読了日:07月16日 著者:中尾 政之
「失敗学」事件簿 あの失敗から何を学ぶか (小学館文庫)「失敗学」事件簿 あの失敗から何を学ぶか (小学館文庫)
JR脱線事故を始めとする様々な事例を取り上げ、「失敗」をどう捉え、いかに今後に生かすか、が論じられている。まず責任追及→原因・対策はうやむや、という(ありがちな)パターンでは事故はまた起こる、と警告する。安全のためのマニュアル化・標準化が、担当者から考える余地を奪い、かえって危険を生む場合もあり、取り組みは一筋縄ではいかないと感じた。事故の周期性の話は興味深い。
読了日:07月16日 著者:畑村 洋太郎
まだ遅くない。博士を目指そう!―夢で終わらせない。退職技術者の再挑戦まだ遅くない。博士を目指そう!―夢で終わらせない。退職技術者の再挑戦
55歳でメーカーを早期退職した技術者(著者)が、大学院博士後期課程に入学して見事学位を取得しるまでの記録。未経験の分野のテーマを選び、試行錯誤しながら実験・論文執筆・学会発表を進めていく中で、年齢によるハンデは人脈と経験で補った、という件は興味深いが、それも著者本人の並々ならぬ決意と継続の気力あってのものだろう。企業出身者の目で見た大学・研究室という組織や大学研究者の在り方に対する違和感(良し悪しは別として)はなるほど納得する部分あり。
読了日:07月16日 著者:和田 肇
狼の怨歌 (角川文庫 緑 383-53 ウルフガイシリーズ)狼の怨歌 (角川文庫 緑 383-53 ウルフガイシリーズ)
不死身の狼人間の秘密に迫ろうと動き始める人間たち。気違い外科医にCIA、中国諜報部に翻弄される犬神明と神明。舞台が学園だった前作に対し、社会の闇が描かれる本作はスケールも大きく、描写もより過激かつ凄惨に。一癖ある小娘が活躍(?)する点は共通。青鹿先生が哀れ過ぎ。
読了日:07月16日 著者:平井 和正
狼の紋章 (角川文庫 緑 353-51 ウルフガイシリーズ)狼の紋章 (角川文庫 緑 353-51 ウルフガイシリーズ)
中高生の時分に角川文庫で読んで以来、久しぶり(20年ぶり?)に読んだのはiPod touch版。神明のキャラ好きだなあ。
読了日:07月15日 著者:平井 和正
夢をかなえる「打ち出の小槌」夢をかなえる「打ち出の小槌」
朝からカレーもアリ、には賛同。でも納豆も好き。
読了日:07月14日 著者:堀江 貴文
クラウドクラウド
Twitter上での「出会い」から「恋」、そして「事件」へ。「クラウド」の中の「彼」の正体は…?旬なテクノロジーを題材にしたミステリー。最初は著者の文章構成についていけず少々手戻りしながら読んでたが、途中からは話がテンポよく展開していき、最後まで一気に読めた。この結末は…つまり「クラウド」ってことかな。
読了日:07月13日 著者:樹林伸
ぼくらはみんなハゲているぼくらはみんなハゲている
育毛・発毛にハマる人、カツラの道を選ぶ人、ハゲを受け入れて生きる人…ハゲ・薄毛に人生を大きく左右された人々への取材を通して、「ハゲ」とは何なのか?を探るマジメな本。経験者への取材や著者自身のサービス体験により育毛・発毛・植毛・カツラなど多岐に渡る「毛髪産業」の実態に迫る部分は、非常に生々しく、恐ろしく、悲しい。
読了日:07月12日 著者:藤田 慎一
サルでもできる弁護士業サルでもできる弁護士業
弁護士制度や弁護士業の実態を生々しく解説するだけでなく、日弁連や弁護士会の弊害を糾弾し、変革を呼び掛ける内容。弁護士業には未開拓の大きな市場がある、今までのやり方を変えることで、より社会に役立ち、かつ、収益も上げられる道がある、という話は面白い。確かに、もっと気軽に法律サービスを利用できると便利だろう。
読了日:07月10日 著者:法律事務所ホームロイヤーズ 所長弁護士 西田 研志
社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった―そうか、「働くこと」「教えること」「本当のサービス」ってこういうことなんだ! (KOU BUSINESS)社会人として大切なことはみんなディズニーランドで教わった―そうか、「働くこと」「教えること」「本当のサービス」ってこういうことなんだ! (KOU BUSINESS)
バイトにもこれだけ厳しく真剣にかつ手間暇をかけて仕事の何たるかを指導する文化は珍しいのではないか。ディズニーランドがサービス業として群を抜いて成功している理由の一端が窺える興味深い内容だった。
読了日:07月08日 著者:香取 貴信
「やり残しゼロ!」の仕事術60「やり残しゼロ!」の仕事術60
読了日:07月08日 著者:上村敏彦
サマワのいちばん暑い日 (祥伝社黄金文庫)サマワのいちばん暑い日 (祥伝社黄金文庫)
バグダッド陥落後のイラクのサマワで復興支援活動を行った自衛隊への密着取材録。著者の価値観や思想信条がストレートかつ感情的(&少々お下品)に書かれており、最初はちょっと読みにくいと感じた。内容自体は、イラク、特にサマワの様子や自衛隊宿営地の詳細など、生々しい記述満載で興味深い。
読了日:07月06日 著者:宮嶋 茂樹
超図解ビジネスmini ネット時代の商標と商号 (超図解ビジネスminiシリーズ)超図解ビジネスmini ネット時代の商標と商号 (超図解ビジネスminiシリーズ)
商標・商号の権利の考え方から申請手続きまでをカラフルな図を用いて説明してある。一見わかりやすそうなのだが、文章に言葉足らずな部分があったり、図が意味するところが不明確だったり、今ひとつ詰めが甘い印象。具体例をもっと多く引用すればより理解しやすいように思う。
読了日:07月03日 著者:窪田法律特許事務所

読書メーター

Posted by hide at 2011年08月02日 09:47 | TrackBack
Comments
Post a comment









Remember personal info?