北海道に出張に来たら一度は食べたい、いや、実際に毎回一度は食べてる「やきそば弁当」でございます。
実は北海道久しぶりなので、微妙にパッケージが新しくなってた。昔は「北海道限定」って書いてあったような気がするけど、今回買ったのでは「北海道工場からお届けします」とある。北海道以外でも「北海道フェア」とかで販売してるからかな?あるいは元から「限定」なんて書いてなくて、思い込みによる記憶の書き換えだったりして?
と、人間の脳の神秘に思いを馳せながら蓋を開けると、中には、液体ソース、かやく、スープの素とふりかけ。
はい、スープの素に注目。この「もどし湯で作るスープ」がこの商品の最大の特徴であり、「やきそば弁当」という名を冠している所以。え、弁当って普通スープついてるか?と言われると、あーそう言われてみればー、どっちかというと「やきそば定食」の方が適当かもー、という気もしますが、この際そんなことは忘れてとっととかやくを入れてお湯を注いで蓋をして液体ソースをのせます。
さて、スープの話に戻りますが、単に熱湯を注いで作るのではなく、麺のもどし湯を使うメリットは以下の3つ。
(1)別々にお湯を使うよりも少なくて済む。エコロジー!
(2)3分の茹で時間で熱湯から少し温度が下がってちょうど飲み頃になる。ヘルシー!
(3)麺やかやく(キャベツ)が湯切り時にこぼれるのを受け止められる(かもしれない)。エコノミー!
…とかなんとか言ってる間に3分経ったので、湯切り口を開けて麺がこぼれないようにお湯を切って…と。
あ!
もどし湯でスープ作るの忘れた!
…というワケで上に書いたメリット3つとも無視して、ポットから熱湯を注いでスープ作りました。
では、いただきます。
ふっふっ、ずず…ず…ぱくぱく…もぎゅもぎゅ…、ふーふーふー、ず…あちっ…ずず…ごくり、あふー。
では、感想をば。
■スープ
一袋でお湯150ml用なので、コーヒーマグでちょうど良い量。味はちょっとスパイシー、というか、底の方に胡椒が残りがちなので最後はちょっと辛いです。熱湯で作ると、やきそばを食べ終わるまでスープ飲めなかったりするので、やっぱもどし湯で作るべきです(でした)。
■麺とソース
いたって普通です。極太麺とかごちソースとかを売りにしてません。極めて正統派。細めの麺にちょうどよく絡むソースの量がなかなか絶妙で、余ってビチャビチャになったり味が濃すぎたりすることもなく、逆にソースが足りずに麺の一部が白いままなんてこともない。安心して食べられます。
■具
キャベツとミートとふりかけというこれまたオーソドックスなもの。ミートは缶詰のランチョンミートをソースで煮たような感じ。ふりかけの青のりのおかげで色彩的にはバランスが取れてて見た目が良いですね。
■総合
やきそば自体はあくまでシンプルに、スープとの合わせ技で特徴を出す、という商品。やきそば弁当自体はこのレギュラーだけでなく、いろいろバリエーションがあるんだけど、やっぱりまずはコレから始めたい、という完成度。
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