2014年06月07日

[Book] 5月の読書メーターまとめ

5月は6冊。5ヶ月で39冊。7.8冊/月と微妙にペースダウン中。

先月は星新一月間でしたが、今月はその余勢を駆って(?)SF月間でした。…というほど沢山読んだわけではないけど、小川一水の「老ヴォールの惑星」がなかなか良かった。4編の作品それぞれに違う世界観が設定されていて、その構築っぷりが素晴らしい。

しばらくSFで攻めてみようと思ってます。

2014年5月の読書メーター
読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1030ページ
ナイス数:19ナイス

ゼロ秒思考  頭がよくなる世界一シンプルなトレーニングゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング感想
A4横に1分で数行のメモ書き、を1日10枚ペースで続けなさい、という思考整理法の啓蒙書。時間を制限することで思考を吐き出し、そこから拡げたり深化させたりすることで、もやもやをスッキリさせる、という基本的なプロセスは納得感あり。
読了日:5月24日 著者:赤羽雄二
老ヴォールの惑星 (次世代型作家のリアル・フィクション ハヤカワ文庫 JA (809))老ヴォールの惑星 (次世代型作家のリアル・フィクション ハヤカワ文庫 JA (809))感想
社会のない閉ざされた迷宮の刑務所、人類を遥かに超越した異星知性体との接触、海と空しかない惑星でのたった一人の漂流、と様々な設定で、人はなぜ生きるのか、人間とは何か、という究極の問いに向き合う主人公が共感を誘う。表題作「老ヴォールの惑星」は、種としての個体ではなく知識・経験を継承していく知性体の物語。どれも読み応えあり、読後感も気持ちの良い作品。
読了日:5月24日 著者:小川一水
笑う20世紀 青笑う20世紀 青感想
実は既にありそうな「メンデレビウム・カード」、選挙の実情を鋭く(?)描いた「清き一票」も良いが、やっぱ落語調の「たぬきのくじ」に藤井青銅らしさを感じる。
読了日:5月11日 著者:藤井青銅
笑う20世紀 赤笑う20世紀 赤感想
藤井青銅といえば「死人にシナチク」だが、あのドタバタ感に通じる「恐怖の駅前商店街」、星新一っぽいオチの「ドラマチックな恋」、筒井康隆っぽいエスカレート展開の「南関東大地震」など、どれも読み応えある中、やはり落語ネタの「ヨセ・オブ・ドリームス」がキラリと光る。
読了日:5月11日 著者:藤井青銅
笑う20世紀 黄笑う20世紀 黄感想
約30年前にデーモン小暮のオールナイトニッポンの放送作家としてその存在を知った藤井青銅の短編集。「借りもの競走」は預言的SFの佳作。「古典芸能の夕べ」のシニカルさも良い。
読了日:5月11日 著者:藤井青銅
もしもし下北沢もしもし下北沢感想
大事な人が謎を残して死んだ、というお題から、残された人々がその事件の真相を明らかにしようとするのがミステリー小説だが、本作では「真相は死んだ人のもの」「死んだ人は生きている私たちの中に共有されている」とし、「私たちも自分自身の日々をこの街とそこに住む人々と共有している」「そうしてかけがえのない一人一人の存在は生きつづける」「自分に正直に、ありのままに、着実に前進していこう」という主人公の成長が描かれる。
読了日:5月3日 著者:よしもとばなな

読書メーター

Posted by hide at 2014年06月07日 00:38 | TrackBack
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