2006年02月26日

[Book] 気まぐれスターダスト

4882931850気まぐれスターダスト
星 新一
出版芸術社 2000-03

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短編集から漏れていた作品などを集めた一冊(ということを知らずに読み始めました)。
そう言われてみれば、既読の作品に比べると出来がそれほどでもないものも含まれています。
ま、そういう意味も含んでの「スター(星)ダスト(くず)」というタイトルだったりするのかもしれませんが。

短編と言うにはちょっと長い「火星航路」という作品が印象に残りました。
火星への長い航路の退屈しのぎに始まった「ラブレターごっこ」から始まる男女の心の変化が著者らしい論理的な分析を交えて描写されます。
火星に着陸した後のシーンにちょっと感動。

Posted by hide at 23:58 | Comments (0) | TrackBack

2006年02月19日

[Book] 水滸伝―梁山泊の英雄たち

4404023561水滸伝―梁山泊の英雄たち
新人物往来社 1996-03

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最近、「水滸伝 天命の誓い」で遊んでました。
光栄の水滸伝シリーズの2作目(の復刻版?)です。

官吏に追われる無頼漢として、各地に散らばる仲間とともに賊臣“高?”を撃つ!ソースネ...

その昔、水滸伝の1作目をMSX2で遊んでたこともあり、登場人物の名前は結構知ってるんですが、肝心の「水滸伝」についてよく知らないので本でも読もうか、と思い立ちました。

といっても、いきなりコレとかコレとかコレとかに手を出すのは大変そうだったので、なんか概要を掴める本ないかなー、と図書館で物色して見つけたのがこの本。

「水滸伝」の成立した経緯や社会背景から、物語の構成、主な登場人物のエピソードなど、とりあえず「水滸伝」ってどういう話なのかはなんとなくわかりました。

さて、いよいよ本編を読もうかな、と思ったり、でもやっぱ読破するのは大変そうだなーと思ったり。
「誰の」水滸伝を読むのが良いか、も難しいですな。
三国志だと、まあ吉川英治か横山光輝(かNHK人形劇)が定番だったりしますが、水滸伝はそのへんどうなんでしょうね。

ちなみにその吉川英治は水滸伝も書いてるんですが、未完なんですよね。残念。
ちなみにその横山光輝は水滸伝も描いてるんですね。ではまずコレから読んでみようかな。

Posted by hide at 23:35 | Comments (0) | TrackBack

2006年02月17日

[Record Review] SAVAGE CIRCUS / DREAMLAND MANOR

B000AMZ0JEドリームランド・マナー
サヴェージ・サーカス

マーキー・インコーポレイティドビクター 2005-09-22
売り上げランキング : 356

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1. Evil Eyes
2. Between The Devil And The Seas
3. Waltz of The Demon
4. Tomorrowland
5. It - The Gathering
6. Beyond Reality
7. When Hell Awakes
8. Ghost Story
9. Born Again By The Night
10. CA Plane Pour Moi

BLIND GUARDIANを脱退したThomen Stauch(Dr)の新バンドの1st。
GとしてPiet Sielck(IRON SAVIOR)が参加してます。
そういえばIRON SAVIORの1stにはThomenが参加してましたね。
あとはナントカ言う若手バンドからVoとGが参加。Bは決まってない模様。

Thomenは、最近のBLIND GUARDIANの大仰・壮大な作風よりも、もっと初期のようなシンプルでストレートなパワーメタル路線を指向していたそうで、それがモロに音に出てます。
コーラスの入れ方、ギターの音、ドラム(は当たり前か)、曲のテーマなど、何から何までブラガ風なのに加えて、Voの声がHansi Kurshにかなり似てます。
なので、まんまブラガです。4作目くらいの雰囲気。
そんなに詳しくない人にブラガの初期の作品と一緒にコレ聴かせても別バンドとは気づかないかも。

最近のブラガほど極端ではないにしろ、それなりに大仰なパワーメタルで聴いてて気持ち良いんですが、初期ブラガに比べるとキャッチーさにちょこっと欠ける感じ。
「おーおーおーまーじぇすてぃ!」
とか
「たーいむわりーずたいむ!」
みたいな、ライブでとりあえずそこだけは一緒に歌えば大丈夫、なサビがもう少し欲しいところ。

ブラガとどう違うの?オリジナリティは?という意見もありそうだけど、今のブラガではなく、昔のブラガの作風である、という点がオリジナリティなんでしょうし、現時点ではそれで良いと思います。
HELLOWEENから派生したGAMMA RAYだって今のHELLOWEENとは全然違った音楽になってきてるワケで、SAVAGE CIRCUSらしさも時が経てば自ずと生まれてくるでしょう。

"Barbara Ann"を思い起こさせるポップな10がこれまたブラガ風で良い感じ。

Posted by hide at 22:48 | Comments (0) | TrackBack

2006年02月11日

[Book] 超バカの壁

超バカの壁超バカの壁
養老 孟司


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バカの壁死の壁の続編です。
#ちなみにバカの壁は読みましたが、死の壁は読んでません。

養老孟司が「バカの壁」の考え方で社会の諸問題を斬りまくる、という内容。
著者ならでは、と思えるのは「日本人」を「日本列島と言う地域に生息する生物」という視点で見ているところ。
よくある社会学的な分析とは一味違って面白いです。
語り口も軽妙で切れ味が良く、「ふむふむ」「ほうほう」とサクサク読めます。

で、サクっと読み終えてしまったワケですが、全体を振り返ってみると、著者の話は確かに一理あるんだけど、些か論理が強引な気もします。
この点についてはバカの壁でも同じ印象を受けました。

(本文中で著者自らが述べているように)人の話は全て鵜呑みにせず60%〜70%程度に受け取っておくのが丁度良い、ってことですな。

Posted by hide at 22:49 | Comments (0) | TrackBack

2006年02月09日

[Book] RoBolution(ロボリューション) - 人型二足歩行タイプが開くロボット産業革命

RoBolution(ロボリューション)? 人型二足歩行タイプが開くロボット産業革命RoBolution(ロボリューション)? 人型二足歩行タイプが開くロボット産業革命
日経メカニカル 日経デザイン


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5年近く前に出た本で、当時の代表的な二足歩行ロボットが紹介されてます。
取り上げられてるのはHONDAのASIMO、SONYのSDR-3X、ERATOのPINO、早稲田大のWABIAN-R IV、青山学院大のMk.5。
ニュースその他ではわからない、それぞれの設計思想や開発目的の違いが興味深いです。

動歩行を実現するための基礎となるZMP理論、アクチュエータ、減速機、センサ、コントローラなどのロボットを構成する要素技術についての解説もあります。
5年前の話とはいえ、基本的な技術自体は大きく変わっていないので、ロボットの仕組みを理解する入り口としては十分な情報です。

日経メカニカル&日経デザイン編ということもあり、ハードウェアと外観デザインについては詳しいんですが、ソフトウェア構成についてはあまり載ってませんでした。
(非公開だったりするのかもしれませんが)

SONYのAIBOやSDR-03Xの開発者(当時)インタビューからは、エンタテインメントロボットへの熱い思いも伝わってきます。
個人的には今のAIBOはあまり評価してないんですが、実用指向でないエンタテインメントロボットという分野は研究する価値があると思ってるので、そんなの読むと先日のロボット事業からの撤退はやっぱ残念ですな。

Posted by hide at 22:29 | Comments (0) | TrackBack

2006年02月07日

[Record Review] HELLOWEEN / KEEPER OF THE SEVEN KEYS THE LEGACY

B000B7I3V0守護神伝-新章-
ハロウィン

ビクターエンタテインメント 2005-10-31
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DISK 1
1.The King For A 1000 Years
2.The Invisible Man
3.Born On Judgment Day
4.Pleasure Drone
5.Mrs. God
6.Silent Rain

DISK 2
1.Occasion Avenue
2.Light The Universe (feat. Candice Night)
3.Do You Know What You're Fighting For?
4.Come Alive
5.Shade In The Shadow
6.Get It Up
7.My Life For One More Day
8.Revolution(Bonus Track)

本作を聴く前に来日公演行くことにしちゃったんですが、やっぱ聴いとかないとな、ってことで試聴してみたらナカナカ良さそうだったのでちゃんと買いました。歌詞読みたかったし。

KEEPERという名を使ったということは相当の覚悟と自信があるんだろうな、と思ってましたが、聴いてみて確かに納得の出来。

まずはDISK 1。
1曲目に14分の大曲を持ってくる手法自体も今までのHELLOWEENからすると意外ですが、何より曲の良さに驚かされます。ドラマティックで壮大で隙がない。素晴らしいの一言。
2曲目以降も良い緊張感が感じられ、3のような疾走曲だけでなく、ミドルテンポ曲でもダレません。
シングルになった5は賛否分かれてるようですが、そんなに悪くないと思います。"Dr. Stein"ほどではないにしろ、"Mr. EGO"よりずっとマシ(HELLOWEENて、この手のタイトルをシングルにしたがる傾向があるような)。
ラストの6は締めくくりに相応しい名曲。パワフルでメロディも良く、何よりポジティブなメッセージが心を揺さぶります。

次にDISK 2。
1曲目が妙なイントロSEで始まるなーと思ってたら"LEGACY"な曲が断片的に使われててちょいとニヤリ。これまた長い曲なんだけど、"The King For.."とは全く違う雰囲気。ただのミドルテンポの長い曲かな?と思ってたら大違い。構成が複雑でリズムの起伏も激しく場面が目まぐるしく変わります。変拍子のないDREAM THEATERみたいな感じ。
2はいかにもDerisらしい感じのバラードで、目新しさはないんですが、"Blackmore's Night"のCandice Night(つまりRitchie Blackmoreの相方)とのデュエットが今までにない味を醸し出してます。
3は僕が唯一ちょっと弱いかな?と思った曲。「グルーヴ感があるHR」とか形容されそうな感じ。でも"Mr. EGO"よりずっとマシ(しつこい)。
以降も、HELLOWEENらしいポップさが際立つ4や6、哀愁疾走曲5など佳曲揃い。
7はこれまた"Silent Rain"に負けないカッコよさでラストを飾ります。
ボーナストラック8はこの場所じゃなくてアルバム中盤に入れた方が映えそうな曲。

てことで、かなり聴きこんでます。Deris加入以降では最高傑作と言って良いと思います。
なんとなくMarkusの活躍が目立って(耳立って)るような気がしますな。

さて、こうなるとますますライブが楽しみです。
前回のツアーでは新作("Rabbit ..")が良い出来だったにもかかわらず3曲しか演らず、旧曲がいっぱい聴けて楽しかった反面、一体何のツアー?な感じだったんだけど、今回は新曲が多く演奏されると思われますので、行く予定の人は予習しときましょう。

ちなみに日本盤タイトルは「守護神伝 新章」となってますが、"THE LEGACY"(=過去の遺産とか遺物とか名残とか)と「新章」だと全然違うっつーか、意味としてはむしろ真逆では?とか思ったんですが、そこんとこどうなの?>ビクターさん

Posted by hide at 20:01 | Comments (0) | TrackBack

2006年02月02日

[Living] 長靴(→レインブーツ)ブーム到来の予感

以前にカッコ良い長靴ってないの?というエントリを書いたのですが、どうやら大人用のおしゃれ長靴ブームが到来しつつあるらしいです。なんと。

goo注目ワード ピックアップ・・・長靴ブーム (goo注目ワード) - goo ニュース

でも記事から察するにまだ女性向けが中心な感じですな。

今回も楽天でちょっと探してみたところ、やはり女性用が多かったのですが、男性用も少しありました

今年の入梅までに長靴ブームが男性用にも波及することを期待したいところです。

Posted by hide at 23:31 | Comments (0) | TrackBack

2006年02月01日

[Robotics] やっぱりAIBOに相棒はムリだった

表題のAERAライクな駄洒落については見て見ぬふりをしていただきたい。

さて、

ソニー「AIBO」の歴史に幕--7年間に全世界で15万台 - CNET Japan

というニュース、「まあ、そうだろうな」というのが正直なところ。

2年ほど前に店頭販売が打ち切られた時もこんなエントリを書きましたが、結局流れは変えられなかった、ということでしょうか。

加えて、今回のソニーの決定で気づかされたAIBO(に代表される、ペットのように扱われることを期待して売られる機械)の大きな欠点があります。

メーカーが製造・販売・サポートを止めてしまう可能性がある、即ち機械であり商品であるが故の「寿命」というものがある、という事実です。
考えてみれば当たり前で、結局は自動車や家電と同じなのです。

でも、AIBOをホントのペットのように可愛がっていたオーナー(飼い主)にとっては、この「寿命」を自動車の「寿命」と同じように受け入れるのは難しいでしょう。
むしろ、生身のペットの「寿命」と似た意味合いのものである筈です。
少なくとも、ソニーの開発者はそう感じてもらえるように作った筈です。

とすると、余計に今回の決定はオーナーにとっては納得できない筈です。

例えば、AIBOを可愛がっていた独り暮らしのご老人が今回の決定を知ってどう思うでしょう?
「もう生産止めます。数年後にはサポートも止めます。その後壊れたら終わりです。悪しからず」
余命宣告とまでは言いませんが、結構落胆する人もいるんじゃないでしょうか。

逆に、「ペットのような機械」を作るメーカーはそこまでの責任を意識しなければならない、と言えます。
そう考えると、やはり「ペットのような機械」を商品として売る、ってのは(製品としての成熟度の問題はさておき)やっぱ難しいんじゃないかな、と思いました。

Posted by hide at 21:23 | Comments (0) | TrackBack