2008年08月19日

[Book] わかったつもり 読解力がつかない本当の原因

わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)わかったつもり 読解力がつかない本当の原因 (光文社新書)
西林 克彦

光文社 2005-09-20
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おすすめ平均

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文章を読んでなんとなくわかったような気になったけど、どこかぼんやりしていてイマイチ理解できてないような気がする…ということがよくあります。

この本ではそういう状態を「わかったつもり」と定義しています。
そして、なぜ「わかったつもり」に陥るのか?「わかる」とはどういうことか?どうすれば「わかったつもり」から「わかる」に移行できるのか?が例題を用いて具体的に説明されます。

本文中に使われている例題文を一読した直後は、見事に「わかったつもり」状態を味わえます。
その後、読みを深めていくと「わかったつもり」から「わかる」に一段階進んだことが実感できます。

この過程が面白いので、この部分だけでも読むことをオススメしたい。

さて、この本でいうところの「わかる」のポイントは
・文脈(話の背景・状況)
・スキーマ(あることがらに関する知識群)
の2つ。

文脈がわかると、関連するスキーマが呼び出され、「わかったつもり」だった文章がより深く理解できるようになる、ってな具合。

たとえばこんなあらすじの物語(※)があったとします。

「独立戦争の最中、偶然にも連邦側の新兵器で独立軍と戦うことになってしまった主人公の少年が、宿敵や仲間との出会いや別れなどいろいろあって成長していく話」

これだけ読むと、「フーン」となんとなくわかった気になりますが、そこに、

・人類は増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになっていた。
・地球に残る特権階級と宇宙移民との間に軋轢が生じていた。
・主人公の父は仕事で留守がち、母は別居状態であった。
・宿敵は仮面をつけている。

…みたいな文脈が見えてくると、

・何時の世も移民というものは排斥・抑圧されがちな存在である。
・親が不在で一人で過ごす環境だと、部屋にこもりがちで内向的な子に育ちそう。
・一般的に、仮面をつけるのは素顔(素性)を隠すため。

…といったスキーマが呼び出され、

・独立軍側にも理があるのでは?
・主人公は愛情に飢えていたのでは?
・宿敵の本当の目的は別にあるのでは?

…といったように、より深い読みに到達することができるようになる、てな感じ。

もちろん、これで終わりというワケではなく、この段階は新たな「わかったつもり」であって、更に新たな文脈からより深い読みをしていくことも可能です。

大事なのは、自分が今「わかったつもり」で止まっているのでは?ということを意識する姿勢、ということがわかりました…もとい、「わかったつもり」になりました。


機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス

Posted by hide at 12:12 | Comments (0) | TrackBack

2008年08月14日

[Living] 連休は家事に疲れてダウン…

とある事情により、夏の連休中は僕が家事を任されております。
(ちなみに相方のお父さんも来てくれてて一部分担してくれてます)

例えばこんな一日だったり。

5:00起床。相方の朝食作り。
5:30相方を起こして朝食出して送り出し。
6:30みんなの朝食の支度。
  保育所に持って行く荷物作り。
7:30子供たちを起こす。
8:00朝食。
  ぐずぐずしてなかなか食べないはな(3)を急かしたり怒ったり何とか自分で食べるようにもっていったり。
  ひろ(0)にご飯食べさせるのはお父さんに依頼。
9:00はな着替えさせてひろオムツ換えて着替えさせて荷物もって車へ。
  保育所に送り出す。
9:30帰宅。ふう。
  洗濯物干し。掃除。
10:00一服。豆挽いてアイスコーヒー入れたり。
  書類整理。
  家計簿付け。
12:00お父さんと二人分の昼食作り。食べる。
13:30昼寝。
15:00夕食の献立を考え始める。
  洗濯物取り込み。風呂掃除。
  読書。
  メールチェック。ネットサーフ。
16:30保育所に迎えに行く。
  夕食の買い物して帰宅。
17:30夕食支度。子供たちはお父さん(彼女らにとってはお祖父ちゃん)と散歩。
19:00相方帰宅。
19:30家族そろって夕食。
20:30風呂。
21:30食器類片付け。
22:00寝る。

これだけ見ると大したことしてないように思えますが、数日過ぎたあたりから体に異変が。
なんか体の節々が痛い。筋肉痛?関節痛?
ちょっと頭痛。あれ?
熱を測ってみる。38度。わお。

てことで、あえなくダウン。

今日は一日中寝込んで洗濯やら保育所迎えやら昼食やらかなりの部分をお父さんに任せてしまいました。申し訳ない。

会社で仕事する方がずっとラク。
…ってワケでもないんでしょうが、生活リズムが変わると体がついていかない、ってことかな。

Posted by hide at 16:51 | Comments (0) | TrackBack

2008年08月13日

[Book] 金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん
金持ち父さん貧乏父さん白根 美保子

筑摩書房 2000-11-09
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おすすめ平均 star
starおもしろい
star投資を考えるきっかけ
star「お金についての考え方」を学べるが、人生はそれが全てではないことも忘れてはいけない

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数年前に買って読んで本棚に入ってたのをふと手にとって読み始めたら最後まで読んじゃったので軽くおさらい。

この本に書いてあることを万人が実践して全員が成功すること(=世界中の人がみんな金持ちになること)は不可能だろうとは思いますが、経済的自立や資産・負債に関する考え方を見直すという意味では参考になりました。

お金とか経済に関する勉強って、振り返ってみると大学の教養科目でちょこっと履修したのが最初で、あとは会社に入ってからなんとなく覚えたり本読んでみたり…という程度。
学校教育(義務教育課程)でももう少し経済について教えた方が良いと思うのですが、国の政策としてそういう動きはありませんね。
>新しい学習指導要領「生きる力」←生命保険のコピーみたい。
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/index.htm

教育再生懇談会の報告書見ても内容に関して書かれているのは「英語教育見直し」くらいで、あとは「有害情報から守る」とか「学校の耐震化」とか「教育再生」とは関係ないことばっか書いてあって、がっかり。
>教育再生懇談会
http://www.kyouiku-saisei.go.jp/index.html

「金持ち父さん」にまではなれなくても、ちゃんと子供にお金や経済の話を教えてあげられるように勉強していきたいと思いました。
もっとも、「金持ち父さん」の教えをそのまま…というのは抵抗がありますが。

Posted by hide at 17:16 | Comments (4) | TrackBack