2013年11月09日

[Book] 10月の読書メーターまとめ

久しぶりにたくさん読みました。20冊。古典から童話から文学からビジネス書から子育て本から技術系までいろいろ。

童話・文学は青空文庫のをkobo gloで読みました。

KindleやSONY Reader使ったことないので比較はできませんが、電子ブックリーダーとしては総じて悪くないです。レスポンスや画質がもう一つな時もありますが、サイズも重さも電池の持ちも程よい感じ。

ただ、kobo gloから電子書籍ストアにアクセスして検索・購入するのはストレスフルでムリ。PC(かiPad)のブラウザじゃないと買い物する気がしません。もっと言えば、ブラウザでも使いにくいし探しにくくて購買意欲減退することが多いんですが。

でもまあ世の中Kindle一色に染まるのも面白く無いので、これからも頑張ってください。>楽天

2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:20冊
読んだページ数:5990ページ
ナイス数:29ナイス

科学と人間の不協和音 (角川oneテーマ21)科学と人間の不協和音 (角川oneテーマ21)感想
科学者の社会的責任を問う内容。著者自身が科学者であり、「科学者は『世界初』の誘惑に勝てない」「研究費を出してくれるスポンサー(国や企業)になびいてしまう」「税金の出処はあまり意識されない」などの科学者のキモチはリアル。著者も認めているが、科学研究に経済原理が強く作用するようになり、短期間で実用的成果が見込める研究しか評価されなくなった(=予算が出なくなった)近年の傾向を鑑みると、科学者にだけ責任ある態度を求めるのは酷で、社会全体つまり非科学者を含む一人一人が科学の在り方について意識を高める必要があろう。
読了日:10月31日 著者:池内了
ロボット創造学入門 (岩波ジュニア新書 〈知の航海〉シリーズ)ロボット創造学入門 (岩波ジュニア新書 〈知の航海〉シリーズ)感想
語り口調が子供向けな点を除けば大人が(あるいはロボット研究者や技術者が)読んでも十分楽しめてかつ考えさせられる内容。特に未来のロボットの形と心に関する議論での著者の考えには同意。近い将来のロボットは人を置き換える存在などではなく人や社会を支援する知能機械(道具・設備)として発展する。
読了日:10月28日 著者:広瀬茂男
カラー図解でわかるクルマのメカニズム なぜ車輪が回るとクルマは進むのか?基本的なしくみをわかりやすく解説! (サイエンス・アイ新書)カラー図解でわかるクルマのメカニズム なぜ車輪が回るとクルマは進むのか?基本的なしくみをわかりやすく解説! (サイエンス・アイ新書)感想
名前は聞くけど意味がよくわかってなかった用語いろいろの意味や働きが少しわかった。エンジンの仕組みにかなりページを割いて丁寧に説明してある。
読了日:10月28日 著者:青山元男
怪盗紳士 (シリーズ怪盗ルパン)怪盗紳士 (シリーズ怪盗ルパン)感想
小学生の子供に読ませようかと思って久しぶりに読んでみたら全く覚えてなかった。少年向けのせいか、描写が粗く展開が早い気がするが、敵同士でありながらお互いを認め合うルパンとガニマールの関係の不思議な魅力は十分に感じられる。
読了日:10月27日 著者:モーリスルブラン,南洋一郎
知の逆転 (NHK出版新書 395)知の逆転 (NHK出版新書 395)感想
生物、言語、脳、人工知能、数学、遺伝、研究分野こそ違え、何かを極めた科学者の言葉はいずれも刺激的で示唆に富む。ネットの情報に対する見方として、検索やWikipedia、SNSなどは個人のエンパワメントとしては有効だが、集合知が「知の逆転」を起こす可能性についてはむしろ否定的、という点である程度共通していたように感じた。平均化・画一化された社会や教育システムからは世界を変えるような発見も発明も生まれない。「みんながやってることをやる」「できることをやる」では面白くないし、勝てない。彼らの著作や推薦書も読んで
読了日:10月27日 著者:ジャレド・ダイアモンド,ノーム・チョムスキー,オリバー・サックス,マービン・ミンスキー,トム・レイトン,ジェームズ・ワトソン
プレゼンは話す順番が9割! なぜか説得できる人の「話し方」プレゼンは話す順番が9割! なぜか説得できる人の「話し方」感想
アナウンサー出身にも関わらず、プレゼンに必要なのはヴォイストレーニングじゃなくて内容構成・順番である、という掴みから入るのは「おっ?」と思わせるが、読み進めると「順番」の話はあまり出て来なくて「あれっ?」となる。「自分が喋りたいこと」じゃなくて「相手が聞きたいこと」を話す、は納得。
読了日:10月24日 著者:三橋泰介
日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術 エール大学厳選30講日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術 エール大学厳選30講感想
ビジネスメールの書き方から返信タイミング、挨拶や会話のコツ、発音の注意、果ては握手の仕方まで、英語での特にアメリカ人とのビジネスコミュニケーションの際に日本人が注意すべき事柄について解説。確かにcanは難しい。
読了日:10月24日 著者:ウィリアム・A・ヴァンス
40歳を過ぎたら、三日坊主でいい。 新・ミドルエイジ論40歳を過ぎたら、三日坊主でいい。 新・ミドルエイジ論感想
40歳を過ぎたサラリーマンに向けて書かれた本。先の見えている会社生活に命をかけるのは愚の骨頂。収入を維持してクビにならない程度に仕事をこなしつつ、趣味に生きよ、という実に成毛氏らしい内容。何のために働くのか、より、何のために生きるのか、の方が重要な問い、という意見には賛成。定年を迎えてから始める趣味にロクなことはない、三日坊主で良いので今のうちから色々なことに興味を持って始めてみるべし、あたりは納得。
読了日:10月20日 著者:成毛眞
カラマーゾフの兄弟―まんがで読破カラマーゾフの兄弟―まんがで読破感想
かなりややこしいドロドロなストーリーを相当端折って1時間くらいでザーッと読めるボリュームにまとめた感じ。農奴制が廃止されたとはいえ貴族と平民の間に大きな階層の隔たりがあった当時のロシアの社会事情など勉強になる。先にオチを見てしまった感はあるが、いつか小説版も味わってみたい。
読了日:10月20日 著者:ドストエフスキー,バラエティアートワークス
これから「働き方」はどうなるのかこれから「働き方」はどうなるのか感想
人材派遣パソナ代表の南部氏、小泉政権ブレインでパソナ会長も務める竹中氏、パソナが運営する仕事大学校の校長を務めた(る)鷲尾氏や島田氏による共著、なので、多様な価値観やライフスタイルの人たちにとっての働きやすさを実現する仕組みとして、「非正規」「派遣」という形態をポジティブに捉えており、「派遣は悪」という世論や政策に異論を唱えている。納得できる部分もあるのだが若干ポジショントークな印象が残ってしまうのは致し方ないところ。
読了日:10月20日 著者:.
人事と法の対話 -- 新たな融合を目指して人事と法の対話 -- 新たな融合を目指して感想
人材マネジメント専門家と労働法専門家による対談+大手企業の人事担当者や産業医をゲストに迎えての様々な課題に関する議論。採用から育成、評価、異動、退職、メンタルヘルスにワークライフバランス、労働紛争からグローバル人事まで幅広い。
読了日:10月20日 著者:守島基博,大内伸哉
昭和文学全集〈6〉昭和文学全集〈6〉感想
この全集が底本となっている青空文庫の堀辰雄「風立ちぬ」を読んだ。
読了日:10月19日 著者:室生犀星,堀辰雄,中野重治,佐多稲子
上司も知らない「仕事の仕方」上司も知らない「仕事の仕方」感想
一生懸命仕事してるつもりが実は「作業」をこなしてるだけになってないか。同じタスクでも、やらされ「作業」でなく、自分なりに考えてアウトプットを意識して「仕事」として取り組むべし。もちろんそれだけではなく、顧客価値を創出する会社目標とリンクする課題を設定することこそが「仕事人」のあるべき姿。目標設定の際は、プロセスからゴールまでをイメージして計画を立てること。
読了日:10月18日 著者:山崎裕司
図解MBA的発想人 課長力 養成講座 (PanRolling Library―仕事筋トレーニングNo.4)図解MBA的発想人 課長力 養成講座 (PanRolling Library―仕事筋トレーニングNo.4)感想
課長が遭遇しそうな場面をケーススタディとして、MBAホルダーならこうする、的な解決策が書かれている。常に、Why? So, what? と考えるくせをつけろ、ということらしい。
読了日:10月18日 著者:斎藤広達
「見せかけの勤勉」の正体「見せかけの勤勉」の正体感想
再読。「やる気を出せ」では逆効果。やる気を阻害する要因を取り除き、「やらされ感」ではなく「所有感」が持てる環境・仕組みを作れば、部下は自然とやる気を出す。主役(部下)を支援するのが脇役(上司)。「人を管理したい」という欲求に負けず、「仕事の目標と成果の管理」を心がける。「無責任」ではなく「片手間」で管理し、その分、自分自身もプレイヤーとしての仕事を持つべし。
読了日:10月18日 著者:太田肇
お父さんのための 子どもの心のコーチングお父さんのための 子どもの心のコーチング感想
子供に「将来の夢は?」と聞く前に、自分自身の夢を描く。子供は最悪でも親と同レベルには育つ。それ以上に頑張って欲しければ、親が今以上に頑張る姿を見せる。子供の指導は限界設定、部下の指導は限界突破、という対比も納得。
読了日:10月16日 著者:菅原裕子
注文の多い料理店 (新潮文庫)注文の多い料理店 (新潮文庫)感想
イーハトヴ童話集「注文の多い料理店」の表題作、「どんぐり〜」「狼森〜」「鹿踊り〜」を再読。「狼森〜」のラストの「時節柄〜」という一文が後を引く。
読了日:10月14日 著者:宮沢賢治
宮沢賢治全集〈8〉注文の多い料理店・オツベルと象・グスコーブドリの伝記ほか (ちくま文庫)宮沢賢治全集〈8〉注文の多い料理店・オツベルと象・グスコーブドリの伝記ほか (ちくま文庫)感想
本書を底本としている青空文庫版「注文の多い料理店」読んだ。肉にクリーム塗って酢をかけて塩をもみこんだらどんな西洋料理になるか、今度やってみよう。
読了日:10月13日 著者:宮沢賢治
「叱らない」しつけ (PHP文庫)「叱らない」しつけ (PHP文庫)感想
叱り続けると子供は愛情を実感できなくなる。叱らずにすむシステムを考えるべし。それでも直らない場合は、短所に目をつぶり長所を伸ばす方に意識を向けることも必要。子供の長い人生において、今この瞬間の欠点を克服することは必ずしも重大ではない…等々。わかっちゃいるけどつい忘れてしまいがちな親の心構えを思い出させてくれる。
読了日:10月10日 著者:親野智可等
方法序説 (岩波文庫)方法序説 (岩波文庫)感想
デカルトが自らに課した学問の方法の4つの規則、(1)明証的に真か、(2)分割せよ、(3)単純から複雑へ順序に従え、(4)完全性を確かめよ、は科学的思考の基本的な態度として覚えておきたい。有名な「我思う故に我あり」から導き出される神の存在証明や心身二元論など、現代の視点から疑問符がつく部分もあるが、自身の理性に誠実に一歩一歩学問を進め、世界論を構想するに至ったデカルトの自伝的論文は読み応えあった。
読了日:10月8日 著者:デカルト

読書メーター

Posted by hide at 13:22 | Comments (0) | TrackBack