2014年05月03日

[Book] 4月の読書メーターまとめ

4月は11冊。4ヶ月で33冊。8冊/月とちょっと回復しました。

角川から出てる星新一の小説を読みまくりました。新潮で読んでたショートショートとはちょっと違った雰囲気の作品が多くて新鮮でした。中でも長編の「声の網」「竹取物語」は秀逸。

さて今回の星新一作品群はkobo gloで読みました。「歩きながら読み」にはちょっと大きいですが、電車とかトイレとかふとした時間とかに読むにはちょうど良いです。フロントライトつきなので、夜の消灯後も明るくして読めるんですが、割と明るいので家族から「消してー」と責められます。

たまにレスポンスが悪い時があったりもして、電子書籍リーダとしてはまあまあの使い勝手ですが、ストアへのアクセス機能は貧弱で、本を探したり選んだり購入したりクーポン使ったりは、koboじゃなくてPCまたはiPadを使いました。

2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:2611ページ
ナイス数:21ナイス

竹取物語 (角川文庫)竹取物語 (角川文庫)感想
日本初(世界初?)の本格SF小説「竹取物語」を星新一が現代語訳し、解説を加えた一冊。高校の古文で原典を読んだ時はここまで深く楽しめなかったが、星新一のおかげで改めてこの物語の発想のユニークさを味わうことができた。
読了日:4月24日 著者:
城のなかの人 (角川文庫)城のなかの人 (角川文庫)感想
表題作での秀頼の純粋さが清々しい。「正雪と弟子」「はんぱもの維新」は、歴史解釈として面白い。「春風のあげく」はショートショート的な起承転結を時間軸を伸ばして中編歴史小説に仕上げた印象で、やや冗長に感じた。途中の飢饉描写が陰惨な「すずしい夏」はラストでストンと落とされて非常にブラック。
読了日:4月23日 著者:星新一
コンピュータが仕事を奪うコンピュータが仕事を奪う感想
今のところコンピュータ(ロボット)が苦手なのは、五感を駆使するタスクや論理力を要する問題解決であり、コンピュータに仕事を奪われない人を育てるには国語と算数が大事、という至極真っ当な主張。ただし、論理としての算数、数学であり、計算力(暗算とか)ではない。その証拠に(?)数学者は暗算が苦手w
読了日:4月23日 著者:新井紀子
地球から来た男 (角川文庫)地球から来た男 (角川文庫)感想
SFショートショートという星新一のイメージとはちょっと路線が異なる世にも奇妙な物語っぽい短編集。「夜の迷路」「もてなし」「あと五十日」「ゲーム」あたりのブラックさは新鮮。けど「来客たち」「疑問」「向上」「能力」なんかはオチが何かスッキリしないなあ。
読了日:4月20日 著者:星新一
宇宙の声 (角川文庫)宇宙の声 (角川文庫)感想
少年少女向け宇宙冒険小説2編。「まぼろしの星」のラストは子供向けにしては割と重い。種族の寿命と文明の引き継ぎ、そして、その任を果たした人の最期。
読了日:4月20日 著者:星新一
おかしな先祖 (角川文庫)おかしな先祖 (角川文庫)感想
著者の解説によれば、落語+SF+ショートショート=SF落語短編集。「心残り」「とんとん拍子」「四で割って」なんかはそのまんま落語にできそうな話。「ふーん現象」のオチも好きだなあ。
読了日:4月19日 著者:星新一
ごたごた気流 (角川文庫)ごたごた気流 (角川文庫)感想
ショートショートじゃなくてショート集。「なんでもない」「追究する男」「門のある家」の不思議で不気味な展開が面白い。
読了日:4月16日 著者:星新一
ちぐはぐな部品 (角川文庫)ちぐはぐな部品 (角川文庫)感想
エフ博士やエヌ氏だけでなく、桃太郎や越前守やシャーロックホームズまで出てくるバラエティ豊かな短編集。ネチラタ好きだな。
読了日:4月12日 著者:星新一
声の網 (角川文庫)声の網 (角川文庫)感想
コンピュータが電話回線で網のように相互に接続され、人々のあらゆる情報がデータとして蓄積されている「未来」が描かれている。著者の言うようにそれが人間の究極の願いだとすれば、現実がこの「予言」に近づいていくのも不思議ではないのかもしれない。
読了日:4月10日 著者:星新一
きまぐれロボット (角川文庫)きまぐれロボット (角川文庫)感想
博士が発明する話、宇宙人が現れる話が多い。オチに解説がついてるのがやや冗長な気がするが、子供向けだから?
読了日:4月9日 著者:星新一
スピード時代のマイペース仕事術 〜自由時間を思い通りに増やす最小限の時間で「最大効率」のマイーペースを身につける (impress QuickBooks)スピード時代のマイペース仕事術 〜自由時間を思い通りに増やす最小限の時間で「最大効率」のマイーペースを身につける (impress QuickBooks)感想
全員が「ハイペース」を競う働き方はストレスフルで個人にとっても組織にとっても長期的にはマイナスであり、最も心身に負担のない「マイペース」こそが作業効率が良い、と述べつつも、「でもハイペースを求められる時代なので、マイペースを少しずつハイにする方法」についても書かれている。タスクの大きさに対して「やる気」が足りないと、「やる気」に見合う小さなタスクに逃避しがち、はわかるわかる。「マルチタスク」の危険性に言及しつつも、具体的な対策は提示されないあたり、現代日本のサラリーマンの悩みの深刻さを物語っているような。
読了日:4月1日 著者:佐々木正悟

読書メーター

Posted by hide at 12:04 | Comments (0) | TrackBack