Why MessagePad? 1998年6月26日![]()
僕を知ってる人はなぜこんなに僕が Newton に惚れ込んでるか不思議に思ってることでしょう。
その説明を含めてMessagePadについて書いていきたいと思います。
Newton Technology は電子手帳のための技術ではありません。Newton Technology
を商品化したMessagePadも電子手帳ではありません。敢えていうなら電子ノートというジャンルの商品だと僕は考えます。
手帳のもつ機能をあらかじめ組み込み、スケジュールを入力するときはこのアプリケーション。アドレス帳はこっちのアプリケーションというように切り替えて使う電子手帳は、6/10のページを開いてその日のスケジュールを入力し、アドレス帳のページを開いてアドレスを入力する普通の手帳とそっくりです。
それとくらべると、MessagePadはいつも起動しているノートパッドに入力するだけ。もし、必要ならあとで整理したり、好きなアプリケーションを使ってブラウズするという方法をとっているのです。つまり、ノートのように大きな紙があって好きなように入力でき、しかもそこに書いたものはあとでいろいろと再利用できるようになっているのです(参考: スケジュール登録の流れ)。これは、他の技術と違いNewton Technology はまず人による入力がありその内容を生かすことを目指していると言えるのではないでしょうか?(Apple からそういった発表があったかどうかは知りませんが僕はそう信じています)。僕はMessagePad の発表前後からこの考え方に牽かれ、約4年ほどまえMP100を購入。そして先月のMP2100J購入へ続いていきます。
残念なことにこの考え方は多くの人にはわかってもらえず、MessagePadはあまり売れませんでした。その理由の一つに大きさや、機能を似て非なる電子手帳と比較されてしまったことがあるのではないかと思います。そして、今年2月末にAppleはNewtonシリーズの開発を中止しました。たしかに、まだ日本語も満足に扱えず使いづらさも残っていますが、Newton Technology はまだ死んでいません。エヌフォーを初めとして日本にもこの技術を支援する人たちはいっぱいいます。この人たちとともに僕も何か力になれたらと思っています。
このサイトは他と少し違った視点、つまりNewton Technologyを電子ノートをはじめとした入力に適した技術として考え、利用していくような方法を目指して書いていきます(他のことをまったく書かないというわけじゃないですよ)。みなさんも今度MessagePadを触るときには電子ノートだと思って触ってみてください。きっとこれまでとは違った経験ができると思います。