February 6, 2004

ソフトウェアプロジェクト組織論

僕のここ数年のテーマとして、「ソフトウェア開発をミッションとするプロジェクトはどういう体制で望むべきか?」というのがある。まぁ、日頃仕事をしながら「なんか違う」という悶々としたものを抱えつづけているだけなんだろうけど。以前にもソフトウェア開発組織論と銘打ってうだうだと書いたこともある。昨今も、プロジェクトマネジメントブーム、つーか、PMBOKブームというか、要するにPM業をこなせる人材不足が叫ばれつづけていて、以前のソフトウェアクライシスで叫ばれていたプログラマ不足にも似た様相だ。ところでプログラマは今は足りてるんだろうか? 「プログラマ」と称する職業を生業としている方は数多くあれど、、、って感が捨てきれないんだけど。プログラマですら足りないのに、そいつらのトップに立つPMがそう簡単にいるわけないか。
で、話を戻して、巷に数多くある「プロジェクトマネジメント論」。僕の今現在の感想は、「製造業のメタファから離れたプロマネ論は無いの?」である。結局、三角形を書いてプロジェクトマネージャを頂点とするあの、軍隊形式のプロジェクト組織体系だ。組織を動かす、という意味では理想的な組織体制であることは理解できるが、ソフトウェアはやはり組織力じゃない。ソフトウェア工学を専門分野として選んではや○年、やはりソフトウェアは工学になり得ないような機がしている。やはり、どちらかと言うと、小説、マンガ、雑誌、等の出版業界の方が近いのでは?と考えていた。そうして今時点でたどり着いた結論は、「少数精鋭の優秀なエンジニアたちによる自治組織」なんだな。ソフトウェアの品質というものは、例えばどこまでエラーチェックを厳密に検討し、記述するか、という「防衛的プログラミング」という言葉もあったが、結局、書いた本人がどこまで注意深く書くか、でしかない。つまり、作業者個人のモチベーションどこまでを高め、そして維持できるか、に全てがかかっている。いくら回りから「それじゃだめだ」と言ったところで、本人にその気がなけりゃ、暖簾に腕押し。

なんてことを今のプロジェクトでちと思ってしまったのさ。

さて、この「自治組織」モデルについては、おいおい考えていくことにする。


Posted by money at February 6, 2004 3:07 AM | TrackBack
Similarly Feeds
Comments
Post a comment









Remember personal info?






Powerd by FC2.com
since 2/Feb/2004