March 6, 2004

プロジェクトと情報共有

ソフトウェア開発に限らず、プロジェクトを円滑に運営していくための鍵としてよく挙げられるのが「情報共有」であり、多くのグループウェアはこの情報共有を如何にコストをかけずに円滑に行うかに焦点をあてたものが多い。僕が大学院で「グループウェア」をテーマにしてた頃は「グループウェア」といえば「ホワイトカラー(つまり事務系)向け」のものが主流(Notesが流行り出したのもこの頃か?)で、僕が趣向してた、ソフトウェア開発チームのためのグループウェアはどうあるべきか?というのは当時はよく分からず、結局挫折したんだが。結局、巷のオープンソースプロジェクトによくある、CVS Webポータル、ML、掲示板等というとこに落ち着きつつあるが、このWebポータルと掲示板の双方を兼ね備えたようなWikiの有効性を最近よく耳にする(目にする?)。かのMartin Fowler氏もUsing an Agile Software Process with Offshore Developmentの中でオンショア(本国側)とオフショア側の両チーム間の情報共有の手段としてWikiの有効性に言及している。ただ我々のような受託開発の場合、Wikiを開発プロジェクトの情報共有ツールとして採用するのに二の足を踏んでしまう理由が1つある。Wikiに蓄積した情報を納品物、あるいはドキュメントとしてまとめる手段だ。もちろん、内部の要員に対してはそのままWebサーバを運用しておけばいいので、それほど問題とはならない。僕が欲しいのは、Wikiに書いてあるものがそのまま例えばSmartDoc形式のファイルに落とすことができて、最終的に体裁の整ったドキュメントに変換が可能にする機能だ。この辺の、プロジェクト内情報共有ツールとドキュメント生成あたりがもう少しシームレスにつなげることはできないか、と思うのである。(でも、マーチン氏は上記の記事の中で「ドキュメントを最新のコードに追従しようとはするな。必要に応じてその都度作れ」とおっしゃってるので、それに反するような気はするけど、でもドキュメント作業を少しでも簡略化しようというマインドは同じような気もする)。何かいい手は無いものだろうか?


Posted by money at March 6, 2004 1:23 AM | TrackBack
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