May 13, 2004

組織とリーダーシップ

小沢氏の受諾の可能性については「今のところ中立的だ」と述べた。

 調整の焦点となっているのは、執行部人事や新代表の任期だ。小沢氏周辺によると、小沢氏は岡田氏との会談で、挙党態勢確立と人事の一新を求めた。これに対し、党執行部内では、「国会対策委員長の交代はやむを得ないものの、幹事長や政調会長など現執行部体制の骨格は維持すべきだ」との声があがっている。また、小沢氏側は、党規約を改正し、9月の代表選を行わず、2年4か月の任期を要求した。折り合いはつかず、調整は13日以降に持ち越された。

 党幹部の1人は12日夜、「小沢氏に全権委任しろというものだ」として強く反発した。


民主党、菅代表が自ら墓穴を掘り退陣したのを受けての後任人事に、小沢一郎氏が要請を受けたらしい。それに対する小沢氏の執行部刷新の要求に対し、「横暴だ」という反発をしてる輩がいる、とのこと。
なんというか、日本的というか、分かってない、というか、まぁ、うまいこと世渡りして勝ち馬に乗りつづけないと生きていけない政治家先生たちでさえこうなんだから、世間だともっとダメなのは当然か。
民主党は党としての総意として、小沢氏に代表就任を要請した。小沢氏としては、この要請を受け止め、自分が代表になる以上、責任もって民主党を率いていかないといけない。だからこそ、自分がリーダーシップを発揮できる条件を整える、という意味で、執行部刷新を挙げたのだと思う。それに対して「横暴だ」といってるバカは、おそらくリーダーシップというものが分かっていない。つまり、この「横暴だ」といってる奴は、「小沢の好きなようにはさせん。でも、ダメだったら責任だけはちゃんととれ」と言ってるようなもんだ。これじゃリーダーシップも何もない。日本の組織というのは得てしてこんなもんだと思う。
ソフトウェア開発のプロジェクトを任せられ、プロジェクトを成功に導くのがプロジェクトのリーダたるプロジェクトマネージャの役割だ。ところが、そのプロジェクトにおいてプロジェクトを成功に導くために必要な権限が与えられない、ということはよくある話だ。つまり、責任を取らされる立場にたたされながら、自分の責任を果たす以前に、上役の意向の実現を強制させられるのだ。そういうときに口を挟みたがるものは責任を取りたがらないが口を挟みたがる、という奇妙な性質を持つことが多い。そうしt、日々そういった横槍に左右させられながら、プロジェクトをなんとか軟着陸に持っていく。順調にプロジェクトを進めていると、暇そうだな、と、新しい案件やれ、とか、要員を剥がしにかかったりして、当初の予定通りのリソースが与えられることはまずない。結果、プロジェクトを成功に導くために、順調であることを隠さなければならないとか、プロジェクトが火を吹いているように思わせないといけない、という本末転倒の状況におちいりがちなのだ。

あと、昔にあった話だけど、システム間でデータを渡しあう必要が出た際に、お客さん、というか上位のSEが何も考えずにNFSとFTPを使う案を提案した。こちらとしては、そんな状態管理すらできないプロトコルは将来のトラブルの元なので、反対したのだが、エンドユーザのお客さんにとっては、使い慣れたプロトコルだし、なじみあるし、NFSが信用ならない仕組みだなんてことは知らない(普通のSEも知らないらしい)ので、押し切られた。あとでどうなってもしんないよー、とか思ってたら、案の定、ファイルが渡ってるはずなのに、渡ってないとかって変なトラブルが後日発生することになる。ここで、仕様です、しかたありません、というのは許されなくて、でもFTP,NFSの採用を取りやめて別の信頼性のある方式を取る、ということも許されなくて、今のこの仕組みをつかって、データ転送を保証せよ、というむちゃくちゃなオーダになる。

そういや、前に田中真紀子が大臣のときに、「総理が自由に活動しろ、と言いながらも後ろで、本人がスカート踏んでるのよ」なんてことを言ってたが、「がんばって手腕を発揮してくれ」といいながら、手足には手錠をはめられているような状況のように感じる今日この頃なのである。

#オチはない。

もちろん、与えられたリソースの中で、最大限の成果を出すのがリーダだ、といわれればその通りだとは思うんだが、実際は、そんなことはなくって、「与えられた限られたリソースの中で、『もし、理想的なリソースが投入された場合に実現可能な最大限の成果』を求められている」ような気がしている。で、もし、その充てられたリソースの中でなんとかうまくプロジェクトを回していると、暇そうに見えるようで、リソースを減らされ、あたかもプロジェクトを順調に動かすことはいけないことのような仕打ちによくあう、のは僕だけなんだろうか? いや、もちろん、プロジェクトマネジメントとは何ぞや、って話が通用しない奴らが相手なので理屈が通らない人種であることは理解してるんですが。(この物語はフィクションです。登場人物その他は、似たような事例があるかもしれませんが、あくまでも架空なはずです。)


Posted by money at May 13, 2004 11:45 AM | TrackBack
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