July 13, 2007

こんな経営者はいらない

そんなプログラマは必要ない!優秀なプログラマの8つの条件*ホームページを作る人のネタ帳

内容的に、ネタっぽいので、それに突っ込むのもどうか、とは思ったんだが、「ホームページを作る人のネタ帳」と言ってるので、ネタにさせていただくことにした。
私自身、とても微妙な立場なんだけど。。。

1)企画力のある人材 優秀なプログラマは得てして自己表現が下手だ。 我々にとって優秀という言葉は、あくまで我々の言うことを100%遂行する人材。
つまり、忠実なシモベ、ロボット、イエスマンが欲しいわけだ。この経営者は。
逆に、こちらから依頼したものに、プラス何かを付けてくれる人材は、プレゼンがうまい傾向にある。自己表現ができるのだ。
依頼したものにプラスアルファってのは、上記の表現を借りると、「われわれの求めたことの150%を遂行する人材」なんでは? まぁ、プラスアルファしたらしたで、欲しかったのはそれだったのだ、と後からほざくような奴も世の中いっぱいいるけど。だからソフトウェア開発って、仕様変更がなくならないんだけどね。まぁ、ただでさえ、目に見えないものを理解するのは難しいと言われているし、ソフトウェアが分かる奴なんて、本職以外にはほとんどいないに等しいんだから、エンドユーザが仕様検討なんてできるわけない、という前提に立てば、少しは改善できるのかも。もちろん、やりたいことを洗い出すことと、仕様をまとめることは違います。
3)網2.0って何だろうと聞いて、返事が返ってくるプログラマ これは非常に面白い質問をする人だと思いました。 網2.0って・・・。ただのウェブ2.0なんですけどね。それが理解できない人材は英語がからっきしダメということと、WEB2.0すら知らないことに繋がっているらしいです。
いやぁ、あかんでしょ。これで英語力を測られたって。というか、あかんでしょ。平気でこんな質問してくる経営者。それも、エンジニアの能力テストと称して。それに「網2.0って何?」って聞かれて、「ウェブ2.0ですね」って答えを期待してる経営者、僕はいやですねぇ。 とりあえずウェブ2.0という実体のないはやり言葉の本質を知りたくて、いろいろ調べた挙句、「ティムオライリーの言う、Web2.0の本質はどこにあると思う?」みたいな議論をふっかけてくる経営者だったらぜんぜんありです。でも、引用元のような質問する人に限って、ティムオライリーって言ってもきっと分からん。 あ、どうせなら、ウェブを「網」ではなく、「くもの巣」と表現して欲しい。個人的には。
5)新しいものにとらわれないプログラマ 常に新しい技術や情報を見つけ、さも自慢げに話すプログラマほど使えない。それよりも、今まで作ったプログラムの中から脆弱性の一つでも見つけるプログラマの方が優秀だ。
別に、相反することではないし、トレードオフすることでもない。どちらも大事。新しいものに対して興味を持たないエンジニアというのは、これまでいっぱい見てきたけど、すべて自分の知ってる技術範囲だけで問題を解決しようとする、あるいは現状に問題を見出せない可能性があるのでダメ。 かといって、過去の積み重ねもなく、単に目新しい言葉に惑わされているのは問題外。要するに、バランス感覚と、懐の深さ、そして、臨機応変、適材適所に技術を取捨選択する能力でしょう。そこには、新旧のみによる価値の違いはない。
6)仕様の話をしているときに黙って聞くプログラマ 今まであったプログラマ(下請けも含め)大体の人間が、製品、及びウェブサービスの話をしている時に、必ず技術的な話をしてくる。私にそんな話をされたってわからない。それが出来ない理由というなら、なぜ出来る人間がいるのか聞いてみたい。 黙って聞くプログラマは、頭の中で恐らくプログラムチャートが高速で作られている。そんなプログラマは、大体話し終えた後、時間をくださいという。帰ってチャートを作るというのだ。 技術の話はそれからだよね。やっぱり。
それはたぶん、自分で情報を整理して、チャートに起こしてみないと問題点が把握できないからなんでは?つーか、こういう人から「こういうものを作って欲しい」という依頼がある場合は、そのまんまプログラムなり、チャートなりのロジックに落とせるレベルまですっきり整理されていることなんてなくて、まずは、ロジックに落とす前に、何段階か、抽象レベルを落とす必要がある。そのあたりのいくつもの抽象レベルを行き来しつつ周りとコミュニケーションをとりつつ、ロジックに落とせるのが優れたプログラマである、と僕は思う。この引用のように、コミュニケーションを拒絶されるのもどうかと思うけど。
プログラム経験3年以上で募集しても8割は全くの初心者と思っていい人が来るのがこの世界だよ。
3年も初心者も実効は対して変わらんような。。。つーか、経験年数でプログラマの能力を測ろうとしてる時点でダメでしょう。
8)企画時に、収益の算段が出来るプログラマ
プログラマに企画を頼る経営者とは仕事したくないよね。つーか、エンジニアって、自分が尊敬する相手とか、信頼できる相手でないと、企画をぶつけたりしないよねぇ。「これ、こいつに言ってもどうせ分からんやろうしなぁ。。。」ってことはよくある話です。
それが成功するかどうかは別として、先を見れる人材がほしい。
そうだ。経営者は先が見える人でないと。。。

と一通り、突っ込みましたが、結論としては、
「エンジニアの皆さん、こんなへっぽこ経営者なんてものはさっさと淘汰してしまいましょう。」
ってことですかね。

まぁ、プログラムってことで限定するとして、あるウェブ上のサービス企画のようなものがあったとしよう。
ある経営者がウェブサービスの企画を思いついた。いろいろ検討したが、可能性がありそうだ。でも、自分ではシステムは分からないので、実際に実現可能なのかは分からない、とする。
彼が、この企画を実現へ持っていくには、システムが分かり、なおかつ信頼のおける上級のエンジニアをみつけ、この企画をぶつけ、彼に金を払ってさらに、プログラマ等をお金で確保してプロジェクトを起こすしかない。
これに対し、あるプログラマがこのような企画を思いついたとしよう。するとそのプログラマはどうするか、とりあえず、常時ネットにつながった自宅のLinuxサーバ上にRailsでもインストールして、しこしこ作り始めるだろう。
エンジニアの人たちには、この両者の違いがとても大きいことに気づいてほしい。片や、お金を投入して、リスクを背負って人を巻き込んで開発をしないといけない。それに対し、プログラマ君の場合、自分のプライベートな時間を少し犠牲にするだけだ。犠牲にしたといっても、エンジニアとしての経験値にはプラスなので、自己啓発の範疇でしかない。同じことを始めるのに、このリスクの違いは致命的だと思う。この立場を利用しない手はない(自戒を込めて)。


Posted by money at July 13, 2007 8:58 PM | TrackBack
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