October 30, 2003

なんとかとハサミは...

グーグルリテラシーという発想がなかなか面白いと思う。もちろんグーグルに限った話ではないと思うけど、とにかく検索エンジンをうまく使えるかどうか、ってのはその人のセンスを計るいいモノサシになり得るかもしれない。 私が尊敬するプログラマである、ナレッジマネジメントシステム開発者の友人M氏曰く、「ろくでもない奴に高価なナレッジマネジメントシステムを与えるよりも、できる奴に検索エンジンのURLを教えた方がはるかに効果は高い。ナレッジマネジメントシステムをうまく使いこなせる奴にはこのシステムはいらない。このシステムが必要な奴には使いこなせない。いったい俺はなんのために、誰のための作ってるんだ?」 我々のような仕事はお客さんが抱えているが自覚できていない問題点、あるいは課題を明らかにしてあげて、なおかつ可能な限り安価に解決してあげてなんぼの世界(もちろん、明らかにしてあげると血相を変えて否定する奴もいるが)。自分の疑問が自分で解決できない奴に務まる世界ではない。では、この「問題解決能力」ってどうやって鍛えるんだろう?こればっかりはどうやって教えたらいいかわからない。いちおう周りには、直接答えを与えるようなことはやらないように、答えを与える場合は、結果だけではなく、その背景や、答えが得られるまでの道筋まで含めてちゃんと教えるように気を使ってはいるが。 ところで、Googleバーなしでみんな仕事できるんだろうか?僕は、Operaに最初からついてる機能を使っているがまぁ、同じ。僕も手元にグーグルの検索窓がないと何もできない体になりつつありますな。

なんか、タイトルと本文の趣旨が正反対のような気がする...

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October 27, 2003

オフショア開発

「タイトなスケジュールのもと、開発基盤となるフレームワークの整備やプログラム部品の活用に関する体制が整わないまま中国の提携ソフト会社に外注した。結果、テスト時にパフォーマンスが極端に低いことが分かり、日本の本社内で最初から作り直すことになってしまった」(広報)


別にオフショア開発が失敗したんじゃなくって、最初から国内で開発やってても失敗したんでは? そもそも人件費ベースでしかソフトウェア開発を考えないからこうなるんであって、本当にコスト削減をしたい場合は、ちゃんとしたスキルのあるエンジニアを集めて少数精鋭ですべきだと思う。どうでもいいエンジニアを数集めれば開発を乗り切れる、という発想自体が間違ってる。
例えば1人月100万円で50人月の仕事を受けたときに、これを1人月60万円のエンジニアを10人で5ヶ月でこなせば利益が、、、なんて発想にするからダメなんだ。それよりも人月200万円のエンジニア3人でなんとか回せないか?とか、人月150万のエンジニア10人で3ヶ月で、とかって発想できれば結果は違ってたと思うのだが、どうなんだろう? もちろん、そもそも人月という考え方がダメなんだ、というご意見をもたれる諸賢もいらっしゃるかとは思いますが、これが日本の開発(特にぼくのところのようなソフトウェア開発請負)の現状ですから。

でも、日本の開発プロジェクトの考え方ってのが、人をできるだけ大勢養った(つまりそれだけの仕事を作った、あるいはそれだけの人を食わせた)方が評価される、ってのも間違いなんだけどね。同じ売上だとすると、1人で高付加価値なアウトプットを出すよりも、普通のアウトプットでいいから少しでも大勢に仕事を与えた方が評価が高い、というのも結局日本の企業(特に大企業、あるいは大企業グループ)というのは、人海戦術ベースなビジネスモデルでしかない、ということか。人海戦術、という発想、嫌いです。要員は全て同じ能力で、誰がやっても同じ、均質的な能力、スキルの人材がいっぱいいるという前提はソフトウェア開発という分野には本当に向いていないと思います。
10人のエンジニアがいて、それぞれの能力が1〜10まで10段階にあるとする(トップのスキルを10とする)。このチームでソフトウェアを作るとどうなるか、見積もり的にはスキル5レベルのエンジニアが10人いるとして見積もりを立てる。しかし出てくるのは、レベル1の品質のソフトウェアでしかない。おそらく、レベル1〜4ぐらいのエンジニアが担当した部分というのは使い物にならなくて、レベル10〜8ぐらいのエンジニアが自分の担当分を終えた跡に、もう一度彼らの代わりに作り直すことになるのでしょう。じゃぁ、なぜ、そのレベル1〜4のエンジニアを首にしないか? できないんだよなぁ。。。
それとよく言われるのが、1.5流のエンジニア100人が束になっても1流のエンジニア1人には及ばない、というのもソフトウェアに特殊な性質でしょう。
こんなに特殊な性質を持ったプロダクトを作るんだから、工業製品のメタファはさっさと捨てようよ。

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月刊BOSS 2

月刊BOSS
今月号の特集は、ビートたけし氏兼北野武氏。折りしも興行的に成功した「座頭市」を受けてのもの。これまでの北野映画との今回との違いとか、お笑い芸人としてのビートたけし氏と映画監督としての北野武氏との対比を面白く論じている。確かに、今回の座頭市は映画としてエンターテーメントとしてとても分かりやすい作りになってたのは印象的だった。また、こういう論調によくあるものとして、北野氏の監督としての才能とかセンスとかを称えるものが多いんだけど、昔なにかの番組でたけし軍団の1人であるそのまんま東氏が、「みんなで飲みに行って帰ってくると普通は、また飲みなおすとかそのまま寝ちゃうんですけど、殿(北野監督)は、1人で本読んで勉強してるんですよ。」と言っていたのを思い出して、何かをやり遂げる人というのは、例外なくちゃんと見えないところで確実に努力をしてるんだと再認識。
何気にこの雑誌、最近けっこうお気に入り。このまま勢いを衰えさせないで欲しいと思う。

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October 25, 2003

ツールの功罪

「ツール」には、創作意欲を掻き立ててくれる半面、そのツールの使い勝手や表現力に縛られる面がなきにしもあらずってことだと思います。しょせん、ツールとは頭に浮かんだアイデアを表現するためのものだから、そのアイデアを表現するのに都合のいいツールを使えばいい。だからこそ、【ツールは使いこなしてなんぼ、ツールに使われてはいけない」のだと。だから本当の意味での優秀な人というのは、その辺がわかってて、その「頭に浮かんだアイデア、考え」をうまく表現できるためにツールを選んでいる。結果、うまくツールの能力を引き出しているんだと思う。 それに引き換え、なんでもかんでもひとつのツールで済まそうとする人は多い。よくある例が、なんでもかんでもエクセルな人って周りにいません? ドキュメントを書くのもメモを書くのも何するのもエクセルって人、結構身の周りにいるんです。彼らってとてもエクセルを使いこなしてるようには見えますが、そんな人に限って、表計算ソフトとしてエクセルをつかってなかったりします。みんなドキュメント用フォーマッタ(特に、テーブルフォーマッタ)としてしか使ってない。まぁ、そんなもんです。 という僕はというと、最近、ROSEに替わるソフトウェア設計を記述するためのツールが欲しい。本当に、みんなUMLだけで満足できているのだろうか?何が足りない?といわれると困るんだけど、なんか、帯に短し、たすきに長しというか、UMLで頭の中のイメージを書いてても表現しきれていないというストレスを感じることが多い、今日この頃です。最近は、UMLって、所詮、ユーザアプリケーション(特に企業系システム)向けの分析、設計用で、もっとレイヤが低いソフトウェアとか、特定の用途向けのソフトウェア仕様を記述するのには向いてないなぁと思うことしきり。でも、組み込み用のUMLなんてのもありましたな。
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プロジェクト管理

PMBOKのような科学的技術的なプロジェクト管理方式が根付かないわけとして僕が考えているのは、
  • そもそも「プロジェクト管理」というものは技術論ではない、と信じている方が多数いらっしゃる。
  • そういう技術体系の存在を知らない
  • プロジェクト管理は技術論である、という結論を持ち出すと、仕事がなくなる人がいっぱいいる。
  • プロジェクト管理は、長年の経験がものをいう、といういわゆる年功序列制を否定してしまう。
  • プロジェクトが失敗しても、「担当者にスキルがなかった」「客がわがままだった」「納期が短すぎた」等の言い訳が通用し、「プロジェクトの管理の仕方のみがまずかったからプロジェクトは失敗した」という状況にはなかなかならない。
  • そもそも、技術論的もしくは科学論的客観判断に基づき、「これこれにより不可能ですからできません。」という答えは「誠意がない」と取られる。
  • 結局、汗水流し、必死こいてがんばることだけが尊重され、頭を使って効率よくプロジェクトをまわすと、サボってるようにしか理解されない。また、プロジェクトを仮に余裕を持って成功裏に収めると、「ぼったくった」という解釈になってしまう。
なんてあたりではないかと思っています。 あとは、とにかく目の前のトラブルを解決することだけにしか目がいかないので、ロングタームで物事を捉えられるような視野の広い人材が圧倒的に不足しているような気がします。また、ソフトウェア開発プロジェクトによくある例として、プロジェクト開始時点では、受注側も発注側も誰もプロジェクトのGOALを明確にイメージできている人はいません。GOALが明確になっていない、ということは、「そのGOALを達成するためにあらゆるリソース配分を最適化して施策を行う」というプロジェクトマネジメントのメソッドが適用できないことになります。それに対して、アジャイルプロセスというのは、「顧客の要求仕様は変わるものだ。顧客の心変わりを認めよう。」というところからスタートしているので、両者にはどうしても相反するところがあるのではないかと考えます。僕は、諸悪の根源は、
  • ソフトウェアは、変更が容易という前提が間違っている
  • そもそも製造業のメタファでソフトウェア開発を語ることそのものが間違っている
ってあたりなのではないかと考えてはいるのですが、それに対する解を持ち合わせていません。せいぜい、「本、雑誌、マンガという出版物をつくる」というプロセスに学ぶべき点があるような気がしてることと、「プロジェクト体制は少数精鋭でなければならない」ことは確かであるような気がしてるぐらいです。僕の経験則だと、ソフトウェア開発に仮に10人でプロジェクトを組んでたとすると、実際に開発を進めているのは1人〜2人、彼らの開発を助けているのが2人〜3人で、残りは、一生懸命バグを埋め込んでいる、というのが実情ではないかと思ってます。このバグを一生懸命埋め込んでいる人々の首を切ることが本当に可能であれば、何か好転するかも知れませんが、現実的には不可能ですので、彼らにいかに仕事をやった気になっていただきつつ、なおかつプロジェクトには関与させないようにするにはどうしたらいいか? なんてことを考えてたりします。 なんてことを書くと、極悪非道みたいだな。
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October 21, 2003

最近、体験することの重要性が忘れられていると感じることが多い。仕事の中でよく感じるのが、みんなゴールに向けての最短距離を求めすぎることと、すぐに答えを求めすぎるのでは? ということ。僕は、エンジニアとして、ゴールに辿り着くまでの試行錯誤、暗中模索によって得られた周辺知識や、体験、ノウハウこそがそのエンジニアのセンスを磨く肥やしになると考えていて、すぐさま答えを教えないようにしている。これを人によっては単なるイジワルに感じる奴も多いが、そう感じる奴の将来は明るくないので気にしない。
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October 17, 2003

居酒屋

僕も一人のランチは苦にならない。つーか、一人でしかいけない、ちっちゃな定食屋に行けるとか、時間ずらしてゆっくり本読みながら食えるというのもあるかと。 でも仕事帰りの居酒屋については、僕はどっちかというと肯定派かなぁ? 「飲み屋でしか話せない仕事の話」というものがある、と思ってる。もちろん、クダ巻いてるだけだったり、単に騒ぐだけなら遠慮したいけど。今一番欲しいのは、業務時間中に仕事抱えて逃げ込める喫茶店かな。
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October 16, 2003

ダイアモンドダスト?

マンガのシティーハンターに、これに似た麻薬が出てきたような気が。ゾンビ製造用薬物という設定で。まさか、現実になるとは。人間というものは恐ろしい。
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Beatallica

ジェイムズヘットフィールドがカラオケでビートルズを歌ったらこうなる?

ビートルズファン、メタリカファン、もーオタ、皆さん必聴です。

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October 13, 2003

MTB

今日はさがみ湖ピクニックランドのMTBコースに挑戦。
前日のあいにくの天気のため、コースのコンディションが最悪(MTB的には普通、かも)。水たまりにははまる、ブレーキかけてもすべて泥でタイヤが滑る、等さんざん。またコース的に意外と上りが多く、富士見パノラマのように”ダウンヒル!”というほどではなかったが、それなりに楽しめました。比較的近いし、お値段もお手頃(入園料1000円/人に、MTBコース利用料1000円/人、駐車場1000円/台)だから、コンディションさえよければ結構遊べると思う。でも、ここの初級コースはつまらん。やるなら中級、もしくは上級コースへどうぞ。

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October 12, 2003

買い物

新宿に行ったついでに紀伊国屋にて。

October 10, 2003

みかんダイエット

この冬は、みかんを箱買い、決定。 昔、みかんの薄皮を食べると、盲腸になるぞーって言われたんだけど、実際のところどうなんでしょう?
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リーダーシップの本質

リーダーシップの本質―真のリーダーシップとは何か 堀 紘一を読了。

この著者は、昔「朝まで生テレビ」によく出てたときに、当時の社会党の委員長(だったっけ?)の山花貞夫(やまはなさだお)氏をいつも「やまばなさん」と言ってたので、「こいつは、人の名前もまともに言えんのか?」と思ったこともあってあまり印象はよくないんだが、さすがにこういう話をさせると逸品。BCG(注射ではない)を引っ張ってきた人だけに、数多くの企業トップとの交流の中から培った氏ならではの、リーダーシップ論。

いつぞや、僕が自社の上司に訴えたことと同じような話が。


企業の成長が止まる。成長が止まれば売上も伸びず、収益構造は悪化して減益になる。収益があまり出ないから、社員が新しいことに挑戦したいと申し出ても、積極的に勉強したいと考えても、新たな投資には消極的になり、コストを切り詰めようとする傾向が強くなる。

ちなみに、うちは、1杯80円のカップコーヒーが無料から有料になりました。(笑) スポーツジムの法人契約も打ち切りになりました(合掌)。
別に、コーヒーをただにすればいい、という話ではなくて、その程度の改善案しか出てこない、という点が情けない。もちろん、新しいビジネスモデルの話を持っていってもリスクを取るようなことはしないから、はじめから取りあってくれない。とにかく守りに徹する姿勢がありありと見て取れるからこっちまで情けなく思えてくる。何も考えずにこれまでやってこれた方々だからどう対処していいのか分からない、というのは分かる(それじゃだめだって?ごもっとも)んだけど、もう少し尊敬に値するリーダー像を見せてくれると嬉しいなぁ、なんてことを考えさせられた。同時に、どうやって彼らを動かすのがいいのか、を考えるのが僕の仕事なのかもしれない。あれ?僕はエンジニアだったのでは?

Posted by money at 2:09 AM | Comments (0) | TrackBack

シュワ知事

結局、こうなっちゃったのか。
俳優を大統領にしたり、知事にしたり、懐が深いというか、いいのかアメリカ国民?

つーか、セクハラお笑い芸人を知事にした大阪人が言えることではない。

Posted by money at 1:45 AM | Comments (0) | TrackBack

October 7, 2003

アクセスログ

先日から、アクセスログを見ては、どんなキーワードでサーチしてうちのサイトにたどりついてんのかなぁ?というのを調べて、ここにまとめてるんですが、やはり、一番多いのは、もじらネタと、それにまつわるXUL、スキンネタ。もじら組に提供しているコンテンツのコピーを僕のサイトにも置いてあるんだけど、なぜか、本家じゃなくて僕の方へ皆さんいらっしゃる。申し訳ないんだけど、本家の方だと更新されてるかもしれないんで、あちらも訪問してあげてください。

あとは、やはり、UMLネタでいらっしゃる方も多いですね。こんなやつがぐーぐるで引っかかるだからなんだけど、これもそれほどUMLシルバーの話を書いてるわけではなくて、『オブジェクト指向エンジニアを目指すのであれば、こういう本を読みなさい、つーか、僕はこんな本を読んできた。(ってどっかで似たようなのあったな。)というのを書いてて、その頭で、まずはUMLシルバーを取れ、まずはそこからだ、と一言書いたがために、なにやら、対策でも書いてあるかのごとくいらっしゃるのは、大変心苦しいものがございます。まぁ、それだけ需要がある、ってことでしょうか?

個人的に、ヒットしてて嬉しいのは、ここですねぇ
。だって、こんなの同業者しか読まないはずだから。正直、このネタをもう少し広げていってコンテンツ的にも充実させたいとは常々考えているんですが、私自身もそれほどネタを書くほど確固とした考えがまとまってるわけではない。でも、このページにヒットする一番多いキーワードが、「東京タワーの設計図」だってのは結構悲しいものがあったりもする。ってことで東京タワーの設計図ネタ、じゃなくって、ソフトウェアプロジェクトネタでのコメント、つっこみは大歓迎でございます。ぜひぜひご教授くださいまし。

Posted by money at 11:53 PM | Comments (2) | TrackBack

議論と喧嘩は違う

なにやらおっかない(? 失礼。)タイトルだが、ここにある「つぶやき日記」は妙に考えさせられるネタが多く、私がいつも楽しみにしているサイトの一つである。 ここは無断転載なので、今日(2003/10/6)のネタの内容をかいつまんでみると、議論を進めていくと、どうも日本では、いじめになってしまう。今の日本はそれほどまでにひ弱なのか?というお話。

いつも仕事で打ち合わせしてて思うのが、みんな議論を避けるということ。議論になりかけると、当事者以外は他人事のように様子見に入ってしまう。で、知らぬ間に自分ひとりがエキサイトしてるというお寒い光景。まぁ、議論に慣れていないというのもあるんだろうし、そもそも時間を取ってても議論することは想定しておらず、予定通りの報告とか連絡のたぐいをさっさとやっちゃって早く終わりにしたい、というのもあるんだろう。それに議論するには、それなりに考えていたり、こうあるべきだ、みたいな1本通った信念というか、哲学というかポリシーみたいなものがないとつらいんだが、そういったものを持ち合わせている方がなかなかいらっしゃらない。あと、いつも議論を吹っかけてると、時折(決まって、その打ち合わせが終わってから)「君って、あの人嫌いなの?」みたいなことをこそっと言ってくる輩も必ずいる。僕は、仕事上の議論(僕はソフトウェアなエンジニア)というのは、プロのエンジニアどうしが、お互いの技術と知識、経験をかけた戦いだと思ってて、それぞれが持っている「こうあるべき」という、今作ってるプロダクトの理想像をぶつけ、互いにないものを取り入れ、さらにいいものへと昇華させるための重要なプロセスだと思ってるんだけど、なかなか理解されないんだよねぇ。どうすればいいんでしょう?

Posted by money at 11:24 PM | Comments (5) | TrackBack

October 1, 2003

Windows3D

Windowsのデスクトップを3D化するソフト。単に、Windowに奥行きを持たせる窓立て2とは違って、デスクトップを「机上」というメタファーから「部屋」というメタファーに進化させている。(本当に進化か?)
で、試してみた。。。。。重い。
Pentium4 2.4C(2.4GHz,HyperThreading),512M搭載マシンでもマシンパワーとしては全然足りません。デスクトップの3D化は性能的にも、使い勝手という意味でもこれからでしょう。「部屋」というメタファーも最適かというと、これもこれからじっくりもまれて行く必要がありそう。今後に期待、ということで、レジストするのもいいかも知れない。(3500円ほど)

なお、このソフトには、アドオンと称して、いろんなバラエティが用意されています。(部屋のインテリアを替えるようなイメージ?)ソフトウェアのスキンというコンセプトを発展させたものとしては、なかなか面白い。
昔、一時期流行った(本当か?)、IEに追加するホットバーを思い出しました。

Posted by money at 12:25 PM | Comments (1) | TrackBack

TRON+Windows = 0 !?

しかし、口で言うのは簡単だが、マイクロソフトは相当な技術リソースを継ぎこまないとトロン(T-Engine)上で .Net フレームワークを準備することは難しいし、アメリカ本社がそこまでトロンを重視するかは疑問だ。 そして、.Net フレームワークそのものもこの1,2年で大きく変わる可能性がある。 今回は具体的にどこまでやるかをコミットしているわけではないはずだ。 もし、できたとしてもライセンス料が高いため ".Net 抜き" というライセンスが一般的になると思う。
元組み込み系エンジニアの言葉は説得力があります。このニュースを聞いて、誰もが、「つーか、何やりたいの?」と思ったはず。TRONが流行ってるのは安いからというのはあるだろうけど、そもそも研究開発費かかってないからねぇ。動作が軽いってのもあるんでは?WindowsのカーネルとしてTRONを組み込むってのも、TRON上で.NETフレームワークを構築するってのも、ちょっと現実的じゃないような。。。

僕も、「結局、この提携は何も生み出さない」に一票。

そういや、坂村さんとこの学校、日本で数少ないWindowsNTのソースコードライセンスを持ってる学校じゃなかったかな?

そういや、うちの会社は、結局TRONフォーラムに入会したのか?

Posted by money at 3:33 AM | Comments (0) | TrackBack

ドットコム仕事術

ドットコム仕事術 大前 研一
大前研一らしい、ビジネス啓蒙書。このセンスのないタイトルを一見すると、なにやら恥しい思いをするような1冊ではではあるが、タイトルは、この筆者なりの売れるためのキャッチコピーであるとわりきるべきである。本質はタイトルとは関係ない。
まぁ、早い話が、仕事をこなす上で、こういうところに気をつけてこんな風に考えてみろ、という本である。「へぇ」と思うものもあれば、「何を今さら。そんなこと、誰でも考えてることやないか」というのもある。トータルとして、読んで損するということはない。「商談における雑談に『プロ野球』ネタはやめなさい」というのもあったが、バカ正直にプロ野球ネタはだめなんだ、ではなく、話題のネタであれ、なんであれ、モノは使いよう、という本質を見失わないで読むべし。
本書の中で、今世紀最高の経営者としてジャックウェルチの人となりを紹介する一節、


ウェルチ氏は社員の能力を開発し、適正を見極め、適所に配置する「人を使う達人」であり、一方で役に立たない人材は情け容赦なく解雇する強靭な神経を持っていた。今、事務用品や電気の節約ばかりに気を取られている経営者が増えているが、人材を開発し、雇用の無駄を排除するという生産性の根本的な向上に、彼ほど執拗に取り組んだ人物はいない。

はもっとも。日本の会社って、こういうタイプの経営者というか管理職は少ないように思う。みんな考えてることが小さいし、目先につられて喋ってることがまざまざと見て取れる。と言っても、人に対し、真っ当な評価を下すだけの能力もなければ、それだけの度胸もない。そんな教育受けずに、偉くなった方々だもん。いきなりそんなことやれって言っても無理だって。だから早く退いてもらわないとなぁ、と思ったりもする。日本の会社では、ジャックウェルチも大前研一も育てられない。

Posted by money at 12:51 AM | Comments (0) | TrackBack
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