July 24, 2007

人材育成?

経産省と文科省が足並みを揃え、IT業界の人材育成に本腰:ITpro

なんか、とても違和感ありまくり。

なんか、何でもできて自分たちの思い通りに動くスーパーエンジニアを大量生産する、という夢想のような気がしてならない。

こういう会議の中で発言してる人の中で、本当にソフトウェアエンジニア出身で、自らも「スーパーエンジニア」として鳴らしたこともある、という経歴の持ち主はどれぐらいいるんだろう?IT産業からもエライ人が参加してるみたいだけど、エンジニア出身者はあまりいなさそうだし。

たとえば、仮に、今日本のプロ野球が低迷してる、とする。そのときに、その低迷理由を、「イチロークラスの選手がいないからだ。」という結論を出すのは簡単でも、イチロークラスの選手をそう簡単に産み出せないというのは理解されるので、こういう結論は出てこない。

USのシリコンバレーも、別に、IT業界の人材育成に力を入れた結果が出ているわけではなく、そういう人材を世界からひきつけているだけ。つまり、オールスター選抜を知らず知らずに作ってるってわけ。

官僚の天下りを全面否定するような話が出てくると、必ず出てくる話題に、「それじゃ、優秀な人材が確保できない」というものがある。
つまり、人材育成プログラムなんか必要なのではなくて、本当に必要なのは、優秀な人材を惹きつけるだけの「旨み」を用意することだ。

エンジニアも大金持ちになっていい、あるいは、大金持ちになれる可能性がある、ということはほりえもんが立証してくれた。 

日本という国は、何か失敗したり、失言したりすると、全人格が否定されたり、それまでの功績もすべて否定するような傾向があるけど、上記の意味でのほりえもんの功績はとても大きいと思うし、その点はエンジニアのキャリアパスの一例として評価されてもいいと思う。(その後の粉飾決算が悪かったんだろうけど、そういう意味で言ったら、日興コーディアル証券の方が額的には大きいし、正直、よくわからない。派手にいろいろやりすぎたので、ねたみ、やっかみの対象になったことは、この国の国民性からとても理解できるんだけど、そういった感情は認めたらダメでしょう。)

ってなわけで、エンジニアの皆さん、がんがれ(自分も含めて)。

Posted by money at 12:35 PM | Comments (0) | TrackBack

[メモ] 日経産業新聞セミナー

日経産業新聞主催のセミナーに行ってきた。テーマは、「エンタープライズサーチによる知識経営がうんたらかんたら」という、よくわからないもの。まぁ、テーマは要するに、インターネットの検索エンジンのような仕組みを社内で大量に蓄積されたビジネス文書に適用して、経営の効率化を図りましょう、というもの、だと思う。結局、大半は、協賛をしているベンダーによる営業講演と、その展示会。

いちおう、告知サイトはこちらにあるけど、一般に、マスコミのウェブサイトは、あくまでも将来に対する告知の場であり、過去の情報のアーカイブ機能はないので、そのうちデッドリンクになるでしょう。

メインとなる基調講演、一橋大の米倉先生によるもので、内容はこれまた、エンタープライズサーチとは無関係。でも面白かったので、メモっておく。

・ 将来に対して抱く希望のレベルは、国力そのものである。
・ 例:トヨタ自動車という、1兆という利益をたたき出す企業に対して、
  → 日本の学生: そんな会社に入ってみたい。
  → 中国からの留学生: そんな会社を作ってみたい
・ 日本の経済指標
  〇 経済規模: 500兆円
  〇 税収: 約50兆円
  〇 国家予算: 約82兆円
  〇 国の借金: 約800兆円(GDPの160%)
  〇 出生率: 約1.29 → 毎年120万人減(青森の人口が約140万人)
  〇 金利が5%になると、借金返済の利益だけで、税収が食いつぶされる、という実情

・ イノベーションは技術だけじゃない
  〇 イノベーションは新しい組み合わせである。
  〇 例) 全米の約150の都市に対し、翌日までに荷物を運べるようにするには何機の飛行機が必要になるか?というレポート課題に対する、ある学生の回答。
     → 149機の飛行機を使って、各都市から毎晩メンフィスに集合、そこで荷物をより分け、自都市あての荷物を持ち帰る、という仕組みを作る
     → このレポートに対して、成績は、C評価。
     → この評価に異をとなえた学生は、自分のビジネスモデルを立証するために会社を設立
     → これが、現在のフェデラルエキスプレス。
  〇 これは立派なイノベーションだが、新しい技術を使ったわけではない。

・イノベーションは新しい組み合わせである。by シュンペーター 「経済発展の理論(1912)」
 1.新しい製品の導入
 2.新しい生産方法の導入
 3.新しい市場の創造 → 早朝英会話スクールetc.
 4.新しい原料の導入 → バイオエタノール、土に還るプラスチックetc
 5.新しい組織の導入 → 事業部制、カンパニー制、新しい販売チャネル
   (例)
   学生への質問で、週3回コンビニへ行く → 約8割
              週3回本屋へ行く → 約3割
   → 若者向けの書籍の販売チャネルとして、書店というのは本当に最適なのか?


・(エンタープライズサーチに絡んで) 社内で一番重要な情報は、「失敗に関する情報」
  〇 「失敗を厭わない」を制度にする努力 → 3Mの例
    ・ 失敗の記録は公開せよ。
  〇 3M: 失敗の公開と、15%ルール
    参考:グーグルは20%ルール
  〇 イノベーションは言葉にできない
  〇 時代より一歩進んだ商品はヒットしない
    → 消費者認知が進んでいない
    → 周辺技術が進んでいない
    → 「半歩先」が重要
  〇 新商品開発担当として、まず最初にすべきことは?
    → 過去の失敗のレビュー
    → 「失敗情報の蓄積」 が重要
  〇 普通の会社 → キックオフミーティングが華々しく行われる
  〇 トヨタの場合 → クロージングミーティングの方が大きい

・ アナログこそ、デジタル
  〇 楽天の人気商品は、鶏卵
  〇 箱根一の湯の挑戦

・ モノではなく、ソリューションを売れ

Posted by money at 11:02 AM | Comments (0) | TrackBack

July 23, 2007

「ゴールデンタイム」って実は死語?

〜 via 英国ニュースダイジェスト


ゲームに押されテレビ視聴率が低下
本誌1105号(7月19日発行)

7月の第1週、日本のテレビ業界に大きな衝撃が走った。なんと1週間の間に放送された番組の中で、ゴールデン・タイムに視聴率9%を超えたものが1つもなかったのだという。業界関係者らは、これを任天堂の人気家庭用ゲーム機Wiiの影響によるものと分析している。

フジテレビの専務取締役は「日本のテレビ視聴率は常に上下しやすいが、このように著しい低下はあまり経験がない。テレビそのものに問題があるというよりは、Wiiなどの外的な要素に左右されている可能性が高い」と話す。親達は、ゴールデン・タイムにテレビを見るより、子供達と一緒にゲームを楽しみたいと考えているのかもしれない。

7月11日付 「タイムズ」紙

きっと、こういうニュースって、日本のマスコミには載りそうにないのであえてここで言及しておく。

まぁ、特定の番組に視聴率が集中していないのは、上手く各局の番組に視聴者がばらけた結果であり、これは価値観の多様化によるもの、また各局の番組のクオリティに差がつかなくなった結果である、その証拠に東京キー局各局の視聴率をあわせると、●●%に達し、決して視聴者がテレビ離れを起こしているわけではない、みたいなコメントを出せばいいものを、「Wiiに視聴者を取られました」、じゃちょっとキー局取締役のコメントとしてどうなのよ?

ある意味、Wiiに勝てるコンテンツは作れません、と白旗揚げてるようにもとれるし。

個人的には、テレビというメディアの影響力が低下し、現行の(いろんな意味での)秩序が崩壊した世界を見てみたいので、マスコミさん、がんがれ!なんてことを言うつもりはないのですが。

あと、なぜか夜中に集中してるような気がする、「地デジへの移行を促すCM」ですが、きっと、○回もCMを流したので、周知は十分に行いました、というアリバイ作りをせっせとされていると思うのですが、このCMの視聴率ってどれぐらいなんでしょう?

やっぱり、現行地上波廃止、各家庭のテレビはすべて廃棄、ってエコ的にも、経済的にもやはり無理あると思うです。

もし、同じやり方で、NTTが「これまでのアナログ電話を廃止し、すべてIP電話に切り替えます。皆さん、IP電話対応の電話機を買ってください。」って言うと、「ふざけんな。」で終わると思うんだよね。

本音を言えば、テレビなんかよりも、年金制度をリセットしたい人多数って気も。

ところで、この「ゴールデンタイムに視聴率が取れなかった」というニュース、国内では見つけられませんでした。もし、国内マスコミで本件に絡むニュースをご存知の方、いらっしゃいましたらご一報いただけると幸いです。

Posted by money at 3:28 AM | Comments (0) | TrackBack

July 18, 2007

2ちゃんねるはなぜ潰れないのか

2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書 14)
2ちゃんねるはなぜ潰れないのか? (扶桑社新書 14)西村 博之

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さくっと読了。

まず、目次を見たら、あの佐々木氏と対談してる。いやぁ、どうせ対談させるんなら、どちらかというと、梅田さんとでしょ!とか思いながらレジへ。

というのも、これとか、佐々木さんの著書を読んでいれば、彼は技術側の人ではなく、あくまでも現実に起こってること、身近な存在に目をむけ、そこで起こっている問題点とか、将来に対する疑問だとか、そういったものに目を向けることを得意とする人である、ということがわかる。

それに対し、本書の著者(というか、スピーカー?)のひろゆき氏は、動画配信ビジネスのシンポジウムだかにパネリストとして出席し、みんなが動画配信ビジネスの未来をばら色のように見つめる中、「儲かんないよ。インフラコストをまかなえない。」とばっさり言っちゃうような、どちらかというと、インターネットに対し、ある意味達観した視点を持つ人物。

僕的には、この両者の立ち位置というか、見ている視点というか、レイヤが違うような気がするのよね。だから、ひろゆき氏が佐々木氏に対し、「Web2.0って何ですか?」なんて質問をして、それに対して佐々木氏が佐々木氏なりに応える、という、なんか非常にちぐはぐな対談に読める。

なので、僕としては、真っ向から意見が対立すると思われる、梅田氏との対談を望むわけ。きっと同じものを見つめていながら、こうも真逆な意見が対立するのか、という対談が期待できると思うのだ。

また、子飼弾氏との対談も収められているが、僕としては、どうせならほりえもん氏とひろゆき氏との対談が読みたい。きっと、編集者を含めた第三者が理解しづらい、途中の過程がすっとんだ、あちこちに話題が飛び散る、まとまりのない、だが刺激的な対談が読めるような気がする。

で、話代わって、Web2.0ってなんでしょう?って話が本書でも出てくるが、先日とあるセミナーに出席してきた。それはIBMが主催するDB2って素晴らしいでしょ! ってテーマのセミナーで、DB2を使ったXML関連のソリューションベンダー何社かがプレゼンする、というもの。

その中で、辟易したのが、皆さん、必ず「Web2.0対応」を謳ってらっしゃる。でも、寝にをもってWeb2.0対応なのかがさっぱり分からない。ああいう、スーツな方々がWeb2.0だとか、CGMだとか、ソーシャルネットワーキングだとか、オープンソースだとか、って話題を得意げにお話されてると、聞いてるこちらまで恥ずかしくなってくる。なんでだろう。

まぁ、エスタブリッシュメントな方々にとっての教科書たる梅田さんの本にも、オープンソースはここ10年ぐらいみたいな話題が出てきて、おいおい、DNSとか、sendmailとか、emacsとか、gccとか、X Windowとか忘れんなよ、Linux,apache,mysql, postgres,PHPだけちゃうで、と突っ込みいれたくなる程度なので、いたし方ないのかもしれんが、どうも、実感を伴ったプレゼンに見えないというか、なんかうそ臭いというか、上滑りというか、そのような感想をもってしまう。

そんな、表面的なことに毒されているスーツな方々にこそ、ぜひ読んでいただきたい、と思った1冊であった。

Posted by money at 4:41 PM | Comments (0) | TrackBack

July 16, 2007

悪徳弁護士と呼ばれた男の正義とは

反転―闇社会の守護神と呼ばれて
反転―闇社会の守護神と呼ばれて田中 森一

幻冬舎 2007-06
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ようやく読了。

著者の田中森一氏は、苦学の末、司法試験に合格し、特捜のエースとまで言われた現場叩き上げのヤメ検弁護士。そんな、まさに波乱万丈という言葉が当てはまる人生を送ってこられた著者の半生記である。

彼が検事時代に関わった事件、ヤメ検弁護士として関わった事件、人物等のウラ事情がすべて実名で書かれており、現役の政治家先生たちも大勢が友情出演されている(もちろん、現総理のシンゾー君もパパとともに)。

著者自身、自分としての正義を貫き、それに従い検事として、あるいは弁護士として活動してきたことに対する自信が本書全体にあふれており、それは圧倒される。だがしかし、そこの正義と、国家権力たる検察庁の正義に乖離が見られたことが彼の逮捕、実刑判決へとつながったのかもしれない。

本書全体に漂う雰囲気は、佐藤優氏による手記、「国家の罠」ともかぶる。

佐藤優氏は、自分が逮捕され、有罪になることで自分の立場が危うくなることよりも、国際的なインテリジェンスの世界における信用を失うことの方を重要視した。
それと同じく、本書の田中氏も、これまでの付き合いのあったアウトローたちを含めた、自分が守るべきクライアントたちからの信用を失わないことに重きを置いているがあとがきに見てとれる。

昨今のマスコミのような魔女狩りばかりの情報からだと、前述の佐藤氏も本書の田中氏も極悪非道な犯罪者としてのイメージしか見えてこないが、こういった本人の手記を読むと、マスコミで流れる情報がとてもステレオタイプであり、作られたイメージ、偏見に満ちていることがよくわかる。まぁ、分かりやすい勧善懲悪的な情報構造を大多数の国民が求めているのであって、決して事実を求めているわけではない、ということなんだろうけど。

だが、本書で書かれている様々な事件とか、人間関係とか、舞台裏こそが、良くも悪くもこの国の真の姿なんだと思う。好む、好まざるに関わらず。

著者の田中森一氏は結局、実刑判決となったが、ぜひとも氏には、獄中記を書いて欲しい。そう思わせられる一冊である。


Posted by money at 2:31 PM | Comments (0) | TrackBack

July 13, 2007

こんな経営者はいらない

そんなプログラマは必要ない!優秀なプログラマの8つの条件*ホームページを作る人のネタ帳

内容的に、ネタっぽいので、それに突っ込むのもどうか、とは思ったんだが、「ホームページを作る人のネタ帳」と言ってるので、ネタにさせていただくことにした。
私自身、とても微妙な立場なんだけど。。。

1)企画力のある人材 優秀なプログラマは得てして自己表現が下手だ。 我々にとって優秀という言葉は、あくまで我々の言うことを100%遂行する人材。
つまり、忠実なシモベ、ロボット、イエスマンが欲しいわけだ。この経営者は。
逆に、こちらから依頼したものに、プラス何かを付けてくれる人材は、プレゼンがうまい傾向にある。自己表現ができるのだ。
依頼したものにプラスアルファってのは、上記の表現を借りると、「われわれの求めたことの150%を遂行する人材」なんでは? まぁ、プラスアルファしたらしたで、欲しかったのはそれだったのだ、と後からほざくような奴も世の中いっぱいいるけど。だからソフトウェア開発って、仕様変更がなくならないんだけどね。まぁ、ただでさえ、目に見えないものを理解するのは難しいと言われているし、ソフトウェアが分かる奴なんて、本職以外にはほとんどいないに等しいんだから、エンドユーザが仕様検討なんてできるわけない、という前提に立てば、少しは改善できるのかも。もちろん、やりたいことを洗い出すことと、仕様をまとめることは違います。
3)網2.0って何だろうと聞いて、返事が返ってくるプログラマ これは非常に面白い質問をする人だと思いました。 網2.0って・・・。ただのウェブ2.0なんですけどね。それが理解できない人材は英語がからっきしダメということと、WEB2.0すら知らないことに繋がっているらしいです。
いやぁ、あかんでしょ。これで英語力を測られたって。というか、あかんでしょ。平気でこんな質問してくる経営者。それも、エンジニアの能力テストと称して。それに「網2.0って何?」って聞かれて、「ウェブ2.0ですね」って答えを期待してる経営者、僕はいやですねぇ。 とりあえずウェブ2.0という実体のないはやり言葉の本質を知りたくて、いろいろ調べた挙句、「ティムオライリーの言う、Web2.0の本質はどこにあると思う?」みたいな議論をふっかけてくる経営者だったらぜんぜんありです。でも、引用元のような質問する人に限って、ティムオライリーって言ってもきっと分からん。 あ、どうせなら、ウェブを「網」ではなく、「くもの巣」と表現して欲しい。個人的には。
5)新しいものにとらわれないプログラマ 常に新しい技術や情報を見つけ、さも自慢げに話すプログラマほど使えない。それよりも、今まで作ったプログラムの中から脆弱性の一つでも見つけるプログラマの方が優秀だ。
別に、相反することではないし、トレードオフすることでもない。どちらも大事。新しいものに対して興味を持たないエンジニアというのは、これまでいっぱい見てきたけど、すべて自分の知ってる技術範囲だけで問題を解決しようとする、あるいは現状に問題を見出せない可能性があるのでダメ。 かといって、過去の積み重ねもなく、単に目新しい言葉に惑わされているのは問題外。要するに、バランス感覚と、懐の深さ、そして、臨機応変、適材適所に技術を取捨選択する能力でしょう。そこには、新旧のみによる価値の違いはない。
6)仕様の話をしているときに黙って聞くプログラマ 今まであったプログラマ(下請けも含め)大体の人間が、製品、及びウェブサービスの話をしている時に、必ず技術的な話をしてくる。私にそんな話をされたってわからない。それが出来ない理由というなら、なぜ出来る人間がいるのか聞いてみたい。 黙って聞くプログラマは、頭の中で恐らくプログラムチャートが高速で作られている。そんなプログラマは、大体話し終えた後、時間をくださいという。帰ってチャートを作るというのだ。 技術の話はそれからだよね。やっぱり。
それはたぶん、自分で情報を整理して、チャートに起こしてみないと問題点が把握できないからなんでは?つーか、こういう人から「こういうものを作って欲しい」という依頼がある場合は、そのまんまプログラムなり、チャートなりのロジックに落とせるレベルまですっきり整理されていることなんてなくて、まずは、ロジックに落とす前に、何段階か、抽象レベルを落とす必要がある。そのあたりのいくつもの抽象レベルを行き来しつつ周りとコミュニケーションをとりつつ、ロジックに落とせるのが優れたプログラマである、と僕は思う。この引用のように、コミュニケーションを拒絶されるのもどうかと思うけど。
プログラム経験3年以上で募集しても8割は全くの初心者と思っていい人が来るのがこの世界だよ。
3年も初心者も実効は対して変わらんような。。。つーか、経験年数でプログラマの能力を測ろうとしてる時点でダメでしょう。
8)企画時に、収益の算段が出来るプログラマ
プログラマに企画を頼る経営者とは仕事したくないよね。つーか、エンジニアって、自分が尊敬する相手とか、信頼できる相手でないと、企画をぶつけたりしないよねぇ。「これ、こいつに言ってもどうせ分からんやろうしなぁ。。。」ってことはよくある話です。
それが成功するかどうかは別として、先を見れる人材がほしい。
そうだ。経営者は先が見える人でないと。。。

と一通り、突っ込みましたが、結論としては、
「エンジニアの皆さん、こんなへっぽこ経営者なんてものはさっさと淘汰してしまいましょう。」
ってことですかね。

まぁ、プログラムってことで限定するとして、あるウェブ上のサービス企画のようなものがあったとしよう。
ある経営者がウェブサービスの企画を思いついた。いろいろ検討したが、可能性がありそうだ。でも、自分ではシステムは分からないので、実際に実現可能なのかは分からない、とする。
彼が、この企画を実現へ持っていくには、システムが分かり、なおかつ信頼のおける上級のエンジニアをみつけ、この企画をぶつけ、彼に金を払ってさらに、プログラマ等をお金で確保してプロジェクトを起こすしかない。
これに対し、あるプログラマがこのような企画を思いついたとしよう。するとそのプログラマはどうするか、とりあえず、常時ネットにつながった自宅のLinuxサーバ上にRailsでもインストールして、しこしこ作り始めるだろう。
エンジニアの人たちには、この両者の違いがとても大きいことに気づいてほしい。片や、お金を投入して、リスクを背負って人を巻き込んで開発をしないといけない。それに対し、プログラマ君の場合、自分のプライベートな時間を少し犠牲にするだけだ。犠牲にしたといっても、エンジニアとしての経験値にはプラスなので、自己啓発の範疇でしかない。同じことを始めるのに、このリスクの違いは致命的だと思う。この立場を利用しない手はない(自戒を込めて)。

Posted by money at 8:58 PM | Comments (0) | TrackBack

July 7, 2007

自分マーケティング戦略論

紳竜の研究
紳竜の研究島田紳助、松本竜介

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「紳竜の研究」と題されたこのDVDは、かつての漫才ブームを駆け抜けた伝説の漫才コンビ、紳助竜介の当時のライバル、先輩、後輩の芸人たちの言葉とともに足跡をたどり、よしもとの芸人養成所、NSCで過去一度だけ行われた、島田紳助氏による、漫才師の卵たちのための講義、過去の紳竜の漫才の映像を集めたアーカイブをまとめたもの。

よく、お笑い芸人のライブDVDとかをよくCD屋とかツタヤで見ても触手が動かない僕ですが、これに関しては、出てることを知ってすぐにアマゾンで注文しました。もちろん、目当ては、紳助の講義映像。

話の内容は、自分が漫才師として売れるための戦略をどう立てて、どう考え、どう実行してきたか、お笑いというものをどういう風に考えたか、などこれまで紳助氏の著書でもちらほら出てくる彼自身の考え方がてんこもりです。

NSCの生徒たちである、芸人の卵たちをターゲットにしているが、もちろん内容的には、一般にも通じる話であり、ぜひ紳助氏の2時間の講義に浸ってほしい。そんじょそこらの自己啓発ネタのセミナーに行ったりするよりよっぽど有意義だと思う。(って、そういうセミナーに行ったことないんだけど。)

Posted by money at 8:46 PM | Comments (0) | TrackBack
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