November 29, 2007

ライブします。

世の中、そろそろ電飾風景がにぎわう今日この頃。毎日通ってるオフィスのある某オフィスビル兼観光名所も「初めてのクリスマス!」とかなんとかってキャッチコピーとともに、夜のイルミネーションに観光地度もアップしており、いまいちオフィスとしては気にいらなかったりします。そんな人ごみに通勤するための心の支えは、すぐそばにあるペットショップの店頭でまじめに営業活動せずに1日寝ているヨークシャーテリアのチビ(約1ヶ月、約500g、♂)だったりします。

そんな日常とは全く関係ないし、世の中のクリスマス気分を盛り上げてやろう、なんてことは露にも思ってませんが、クリスマスライブをします。

年の瀬の忙しいさなかの貴重な週末ではありますが、遊びに来ていただけると恭悦至極に存じます。

■ライブ日程:12月9日(日) 16:30開場 17:00開演 
■ライブ会場:新宿LIVE MUSIC INN
(地図はこちら。)
■イベント名:Live Shower 2007 (コピーバンド Day)
■出演バンド:3HandShake/Chocolate Plan/paradigm/ジャンクスターズ/....icu/サンデー

※バンド名 :Chocolate Plan
※出演: 17時30分頃 つまり、2バンドめ       
※チケット :¥2,000 (ドリンク代別: \500)
※演奏時間 :30分

なお、見に来ていただける方は、ご一報いただけると助かります。

Posted by money at 12:39 AM | Comments (0) | TrackBack

November 13, 2007

ウェブ時代をゆく

ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)
ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書 687)梅田 望夫

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stars「個」の可能性と「個」への信頼
starsウェブを武器にポジティブな人生を生きる指針
stars多くの読者に推薦する
starsウェブ時代の指南書
stars若者へのメッセージ

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さて、少し出遅れた感のある、梅田さんの新著であるが、ようやく読了&2週目に突入し、今晩は丸善の講演会に行くことになってるので、まずはご本人の肉声を直接聴く前に書いておこうと思う。

さて、本書は、副題にもあるように、「どう生きるか、どう働くか」を論じたものであり、前著の「ウェブ進化論」のメインテーマであった、「インターネットのあちら側はこんなことになっておるのだよ」というものとは違う。前著の際には、いま世の中はこういう動きをしている。だとするとその先にはこんな未来がくるよ、という話であり、これが一部では楽観的すぎる、とか、グーグル褒めすぎといったコメントにつながったのだと思う。
で、いざ「ウェブ進化論」が刊行された途端の反応の凄まじさに梅田さん自身が大変驚いた。オフラインでの著書発刊というアクティビティをきっかけとしてウェブ上で繰り広げられたインタラクティブな世の中の動きそのものを梅田さん自身が体感し、改めて「ウェブ」というツールのもつ影響力の大きさを知り、「ウェブ進化論」で楽観視した将来像に自信を深めた。さらに、その楽観視した将来像が正しいとするならば、そういう世の中で我々はどのように生きていくべきか、あるいはどのような仕事感をもつべきか、という点を思考し、さらに昇華させたのが今回の本書なんだと思う。
なので、本書は、我々よりも下の世代が読むべきであり、この世代でないと琴線に触れない類のものであり、日本の守旧派、あるいはエスタブリッシュメント層に対するカウンターパートとしての梅田さんのポジション、あるいは立ち位置に期待しているわたしとしては、我々のために、この本をありがとうという気持ちはあれど、それよりも、あなたしかできないことをしてください、それが結局は我々のためになるんだから、と思わざるをえない。そんな本。

で、本書の中身の話だが、要するに、インターネットがあり、ウェブがあり、なんでも即座に調べられる検索エンジン(特にグーグル)があり、誰でも情報発信できるブログがある。そういう道具立てが揃った世の中を前提とした現代版「「知的生産の技術(梅棹忠夫)」であり、あるいは「知的生活の方法(渡辺昇一)」である。

だが、それらとの大きな違いが、第4章の「ロールモデル思考法」と称する、これからの職業感に対する1つの提言だろう。実は、これと似たようなことをあるところで喋ったことがあり、とても親近感を覚えたのである。

わたし自身、前職である某大手通信系グループ企業から飛び出し、本書でいう「けものみち」に進んだのであるが、前職時代から仕事でお世話になっていたグループ内の他社さんの部署内勉強会で講演を依頼されたことがあった。その時の話では、「グループ内企業でぬるま湯に浸っている部署内の若手エンジニアに対し、グループの内外両方を知る立場として刺激を与えてやって欲しい」というもの。それに対し、わたしの出した答えは、「『わたし』という一介のエンジニアのこれまでのキャリアパスを洗いざらい話し、各々のターニングポイントで何をどのように考え、どのような決断をし、その結果としてのいまがある。これを1つのケーススタディとして自分自身のキャリアパスを考える上での参考として欲しい。」というもので、過去のバックグランドからどういうことをやってきたか、その後どういう結果が得られたか、などといったことをいろいろ含めて全部で3時間ぐらいでざっと喋ったのだ。いまから約2年前のことである。

旧友とのつながりが今の会社に参画するきっかけになったことや、目の前の開発の仕事をする延長から破格値でヘッドハンティングのお誘いを受けたこと、ひょんなことで知り合ったのがきっかけで仕事を紹介してもらえ、食いつなぐことができたこと、さらにはコンピュータのエンジニアを目指すきっかけとなった、高校生時代に読んだ本の話、オープンソースに絡む活動をしていく中で知り合った雑誌の編集者から頼まれ、雑誌に技術解説記事を書くことになり、当時所属していた社内では、社員が雑誌に記事を書くということが想定されておらず、社内申請の用紙がなくて困ったこと、社内初の通常の正社員から年報制契約社員へ移行したことなどざっくばらんに喋った。

そのような、とある大きな組織に所属し、そこで着実に実績を挙げていく、というこれまでの職業感だけではなく、こんな生き方もあるし、正解はどこにもないんだよ、というひとつの例証として考えてもらうべく話をした。

それと本書の第4章で梅田さんがやろうとしたことは同じなんだ、と勝手に解釈をした。
巷の一介のエンジニアにとって、本書で述べられている梅田さん自身のロールモデル、あるいはキャリアパスというのはちょっと現実離れしていて直接参考にならないかもしれない。また、本書の中にも登場する、小飼彈氏にしても特殊解だろう。また、エリートでない普通のエンジニアとしてまつもとゆきひろ氏の例も挙げられているが、彼は、日本の中でのコンパイラの第一人者である中田育男氏の愛弟子(筑波大ソフト研出身)であり、プログラミング言語の世界という意味では、直接高等教育を受けたエリート中のエリートであり、彼を持ち出すのもどうかと思う(御本人の才能、努力を否定するものではありません)。それでも、自分自身の過去の経歴を含め、ここまで洗いざらい提示し、我々が自分自身の今後を考えるための材料を提供してくれている、という著者の心意気にはとても感服する次第なのである。

ぜひとも、わたし自身より若い方々にこそ、読んでいただきたい、そんな本である。

といったところで、今晩の生梅田氏講演会が楽しみである。

知的生産の技術 (岩波新書)
知的生産の技術 (岩波新書)梅棹 忠夫

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stars知的活動の原点をいま一度見つめるために
stars今でも通用する「正規化」概念の元祖といえる好書
starsタイトルにいつわりなく、非常に参考になる技術論。
stars本質的な論理的思考の教科書として良書。
stars記録と整理の意義が分かります。

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知的生活の方法 (講談社現代新書 436)
知的生活の方法 (講談社現代新書 436)渡部 昇一

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stars【知的生活】は自分自身を高める生活
stars時を越えても変わらない知的な喜び
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stars著者のエピソード中心。かなりワクワクする!
stars人生に最も影響している本。読書好きには絶対お勧め。

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Posted by money at 6:18 PM | Comments (0) | TrackBack
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