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ラテン系

このくるま、最高出力110PSと凡なスペックで、見た目もファミリーカーというか下駄グルマなんですが、なかなかどうしてスポーティな走りをしてくれます。羊の皮をかぶる狼......いやもとい、ネコといったところでしょう。
しかし、走りはスポーティなのですが、発する走行音は官能的とは程遠い下駄グルマのそれです。 「金がたまったら、サイレンサかえたいな」漠然と思っていました。

そこへひょいと私の手許に思いがけない現金がやってきました。源泉徴収のサラリーマンなら知っている、そうあれです。

年末調整

しかもちょうどいい額なんだな。

ちなみに筆者の求める条件は、

  • 安い
  • 過度にやかましくない
  • 抜け過ぎない

かくして目をつけたのがスーパースプリントなる銘柄でした。 イタリア原産。いい加減そうなラテン系の国かと思えばフェラーリ見たいなすごいスポーツカーをひょいと作ってしまうなぞの国の工業製品です。 否が応にも期待(と不安)が高まります。つーかフランスもラテン系の国なんですけどね。
悲しいかなこの手の車のお約束で、そこらへんのカー用品店では売ってません。

どうも取扱っているお店が「シモ」のほうにあるらしいので電話で聞くと、 「そのグレードですと120x80のオーバル(楕円)形状のものになりますね」と。 えっ横幅120ですか。どうみても切り欠きよりでかくて干渉しそうなんですけど。 でも本国のサイトの対応表を見ると、120x80で良さげな雰囲気のことが書いてあります。

一抹の不安を抱えながらも、半分小躍りしながらお店に向かいます。 パッと見アンティーク雑貨屋にしか見えない店構えで、店の前の県道を3往復してやっと発見。

306-ssoval.jpg←←早速モノを見せてもらうと、ほうなかなかきれいな仕上がりであります。というかやっぱ穴デカいっすね。 何はともあれ取り付けをお店のお兄さんに任せて、コーヒーをごちになりながらしばし待ちます。

そろそろできたかな、とガレージを覗くと、メカニックさんと店長さんが慌ただしく電話の向こうとで何か盛り上がっています。
詳細は分からないが、少なくとも何かが起きていることは感じられます。

リフトで持ち上げられた我が車のケツには、既に新品のマフラーが着いていました。 心配していた干渉はしてません。でも何か変な感じ。

306ex-fig.jpg

どうも指示されていたこの楕円マフラーは、切り欠きなしバンパー用らしかったみたいです。
ラテン系の御愛嬌といったところでしょうか。
大変なのは売るお店の人。カタログに騙されるとは。

「で、他の店に代替品の在庫があると言う話なので、店長さんがこれから 取りに行きますけど待てますか」「じゃ、お願いします」。
で他の店ってどこ? 「名古屋」
ほんとに御苦労さまでした。

かくして、120x80の楕円が、こうなりました。

306-ss100.jpg

これなら切り欠きにぴったり。まんまるの100mm径です。
スペック的にはあんまり変化がないんでしょうが、 音の質が変わって、エンジンが軽やかに回るようになった気分になります。
音も五月蝿くないです。いやもとい、引っ張るとそれなりに五月蝿いです。


念願のサイレンサを手に入れた翌日、
茨城県つくばに向かおうとしてた道中の中央道のSAで、
コンタクトレンズを割りました。
高い買い物をすると
コンタクトレンズがトラブるジンクス
取り憑いてるっぽいです。

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