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チケットレス

若かれし頃は、一般道夜通しドライブとか、18きっぷで鈍行乗り継ぎとか、安く上がるならなんでもやってたものですが、そんな私も既に三十路。街出るときも、立っていくのがうざいからと350円払って指定席付きの電車にのってしまうほど堕落したものです。昔と比較すると高速道路の利用頻度も増えました。

筆者の地元を走る高速道路は、入口出口2カ所ずつのゲートがあるこじんまりとした田舎のインターチェンジが最寄りですが、最近ETCと書かれたゲートができました。電波で情報やり取りしてカードから料金が落ちるやつ。

できたとたん、出口渋滞。
そりゃそうだ、利用率1割あるかどうかというシステムのために、出口の数が半分になってるんだもん。

そんなある日、外車乗りになってからあまり行かなくなったカー用品店(「無い」「できない」「外車は除く」ばっかりだし)にふらっと入ってふと目に留まったETC車載機のコーナー。

だいぶ安くなってます。これなら手が出せる。

でも、いままでいろんなものに食指が動かされたものの、だいたい次のこの発言で夢破れること数知れず。

「あ、あの...ぷじょなんですけど。306ってやつ」

ところが、予期せぬ言葉が店員氏の口から出た。

「できますよ」
「え?」

クルマにETCをつけて使うためには、車載機だけでなくカードが別にいるらしい。そのまま手持ちのクレジットカードを挿して使えりゃ良いのに。実際ETCのカードはクレジット会社から発行されるものばかりだし、送られてきたカードも外観はクレジットカード同等。新幹線のカードもそうなんですけど、認証システムとか、既存のクレジットカードシステムではできない障壁があるんでしょうね。

shasai

今回は三菱製の車載器を選択。店員の「一番誤動作が少ないし。あと、料金所のETCシステムは三菱製よん」の言葉で即決。
確か1年くらい前、高速バスに乗ってたらETCゲートが開かずにフルブレーキを食らった経験があり、導入に二の足を踏んでた経緯もあるんです。あのとき乗ってたのはちょうど前になにも障害物のない最前席。腹に食い込んだシートベルトが痛かったこと。あ、ダイエットしなきゃ。

車載器はセンターコンソールの小物置き場のところにつけました。奥側は配線通し穴をあけています。

etc-antena

ETCからの電波を送受信するアンテナ部分。このクルマはフロントガラスが熱線反射式なので、電波を通すのはバックミラーまわりの黒いぶつぶつのあるとこだけ。既に左側はカーナビのアンテナ類がくっついてて大混雑です。


早速テストがてら高速ドライブ。
正面には赤白ゼブラ模様のバーが行く手を遮っています。
緊張の一瞬。右足はブレーキペダルの上にスタンバイ。
気分は○×どろんこクイズ。

「ピンポーン 通行できます」

ひとまず無事に通過。

そして出口の地元のインターチェンジ。交通量が多い時間帯でクルマが列をなしてました。
こやつらを横目に....と優越感に浸りながら前方のETCゲートに目をやると、

ETC/一般



結局いままでと同じように仲良く並んでおりました。金返せ。
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